「水菜って実はすごい!」忙しい人にこそおすすめな理由
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突然ですが、皆さんは「水菜」を食べますか?クセがなく、シャキシャキとした食感が特徴の水菜は、サラダとして生で食べたり、鍋にいれたりと、定番の野菜のひとつです。
しかし、私はそのシャキシャキ感がどうも苦手で(食べられないわけではないのですが)、積極的に食べようとは思いません…🥲でもどんな栄養が含まれるのか知れば、積極的に食べるようになるかもしれない!と思い、水菜について調べてみると栄養豊富なことが判明しました🔍!!!
この記事では「そもそも水菜とは何?」というところから、水菜に含まれる栄養と健康効果についてご紹介します。
水菜が苦手・あまり食べないという方は、水菜のことを知れば好きになるかもしれません。ぜひご覧ください!
水菜とは?
歴史
水菜の原産地は、なんと日本!古くから京都で栽培され、「京菜」とも呼ばれます。平安時代ごろから食されていたようですが文献から水菜と判断するのは難しく、明確に水菜とわかるのは1645年刊行の「毛吹草(けふきぐさ)」に、山城(現在の京都府南部)の名産品と記載があることからです。
水菜の基礎情報
水菜はアブラナ科アブラナ属です。1年中手に入る野菜ですが、旬は12~3月ごろ。生でサラダとして食べてもOK、加熱してお浸しや鍋の具材としても使える万能野菜です。またほうれん草などと同じ緑黄色野菜で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれます。
水菜に含まれる栄養素
- β-カロテン
- ビタミンC
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンE
- カリウム
- カルシウム
- 鉄
など
90%以上が水分なので低カロリーながら、栄養バランス◎
水菜の健康効果
β-カロテンの効果
β-カロテンは抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑えたり、取り除いたりする働きがあります。必要に応じて体内でビタミンAに変わり、目・皮膚・粘膜の健康維持に欠かせないビタミンのひとつです。皮膚や粘膜の健康を保つだけでなく、免疫力アップ、肌トラブルの改善、アンチエイジングなどにも効果が期待されます。
ビタミンCの効果
水菜にはレモンの半分以上に相当するビタミンCが含まれています。ビタミンCは免疫機能の維持をサポートするので、風邪予防としても積極的に摂りたいビタミンのひとつです。またメラニン色素の生成を抑える働きにより美肌効果も期待されます。
カリウムの効果
カリウムは体内の水分バランスを整えてくれます。不要な塩分を排出し血圧を調整してくれるため高血圧の予防やむくみ改善にも◎
カルシウムの効果
カルシウムは骨や歯を作るのに必要ですが、小松菜よりも多くの量が水菜に含まれています。また筋肉を動かしたり、心の安定させたりといったことにもつながる栄養素なので、しっかり摂りたいところです。
鉄の効果
水菜には100gあたりのほうれん草に含まれるのと同等の鉄分が含まれています。ご存じの通り、鉄は血液を作るために必要な栄養素です。貧血予防にも水菜は適している野菜といえるでしょう。
水菜のおすすめの食べ方
水にさらすのは短時間で
水菜に含まれるビタミンCは水に溶けだしやすい性質です。そのため洗ったり、水にさらしたりすると、ビタミンCが失われてしまいます。水菜を洗うときは短時間で行うようにしましょう。
油で調理
β-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収がアップすることがわかっています。β-カロテンを多く摂取したい場合は、油で炒めたり、サラダに油を使ったドレッシングをかけたりして食べるのがおすすめ◎
生で
先ほども述べたようにビタミンCは水に溶けだしやすいビタミンです。そのためビタミンCを効率的に摂りたいときは生のまま食べるのが◎洗って、切るだけなので時間がない方にもおすすめです。
きのこ類や卵と一緒に
カルシウムはビタミンDと一緒に摂ることで体内に吸収しやすくなります。ビタミンDが豊富なきのこ類、卵、紅鮭などと組み合わせて食べると👌
まとめ
今回は意外と知らない水菜についてご紹介してきました。水菜にビタミン類だけでなく、カルシウムや鉄も含まれていることがわかり、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
水菜がメインになることは少ないですが、様々な料理で使えるのも嬉しいポイントです。ビタミン、鉄、カルシウムなどは不足しがちなので、私もドレッシングをかけて水菜を食べてみようかなと思います。
何より生で食べられるのは忙しい方にもおすすめ!ぜひ毎日の食事に水菜を取り入れて、少しだけ健康に気をつかった食生活をしてみませんか?