松の葉が黄変したら要注意!トドマツノハダニの被害と防除法
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お庭や公園、街路樹としても人気の高いアカマツやクロマツ🌲。
そんな松の葉をじわじわと黄褐色に変えてしまう小さな害虫が、トドマツノハダニです🐞。
体はとても小さいのに、成虫・幼虫ともに葉の養分を吸い取るため、気づかないうちに松の健康を大きく損ねてしまいます。
特に夏場の高温乾燥時に発生が多く、被害が拡大しやすいのが特徴。
この記事では、トドマツノハダニの発生サイクル・被害の見分け方・効果的な予防方法をわかりやすく解説します。
大切な松を元気に保つために、ぜひチェックしてください🌿。
🌲トドマツノハダニとは?
トドマツノハダニは、アカマツやクロマツの葉に寄生して汁を吸う害虫です。
成虫・幼虫ともに吸汁するため、被害が進むと葉が弱り、樹勢も落ちてしまいます💦。
冬場は卵の状態で越冬しますが、それ以外の季節では年中発生します。
🍂被害の特徴
- 斑点状の脱色が葉に現れる
- 被害が広がると葉全体が黄褐色に変色
- 夏場の高温乾燥時に特に被害が多い
見た目が斑点模様から始まるため、初期段階では気づきにくく、気づいたときには広範囲に被害が及んでいることもあります。
🛡トドマツノハダニの防除方法
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殺ダニ剤の散布
殺虫剤の中にはハダニにも効果があるものもありますが、多くの殺虫剤はハダニには効かないので注意が必要です⚠️。発生時にはそのため、ハダニ専用の「殺ダニ剤」を選びましょう。 -
葉水で予防
トドマツノハダニは水分が直接かかるのを嫌います。朝夕に葉水を行うことで発生を抑える効果があります💧。 -
早期発見がカギ
斑点状の黄変が見えたら早めに対応しましょう。
🌿まとめ|松の健康は日々の観察から
トドマツノハダニは小さな害虫ですが、放置すると松全体を弱らせてしまいます。
「夏場の高温乾燥時に要注意」を合言葉に、日々の観察と早めの防除で大切な松を守りましょう🌲✨。
ニワナショナルでは、松の健康診断や害虫防除も承っています。
「葉が黄褐色になってきた…」と感じたら、お気軽にご相談ください📞😊