アメリカの獣医師が選ぶ 愛犬に安心な野菜トップ20【前編】
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例えば料理をしている時、愛犬🐶が足元で野菜を欲しがることはありませんか?
ドッグフードは一般的に、犬種や年齢、健康状態などに合わせた栄養バランスで作られていますが、野菜を加えることで、健康面でもメリットがあります。
犬にはどんな野菜が良い?
犬に最適な野菜や果物には、病気と闘う抗酸化物質を豊富に含む植物性栄養素が多く含まれ、目や脳、腸などの働きを助けます。
とはいえ、犬は雑食動物ではあるものの、本来は肉食の動物です。人間のように必ずしも野菜が必要というわけではありません。また、例えばネギ・ニラ・ニンニク・玉ねぎ・アボカドなど、犬には毒になってしまう野菜や果物もあるため、注意が必要です。
愛犬のおねだりするつぶらな眼差しを向けられると、ついあげたくなってしまいますが、あげすぎによって栄養が偏ってしまうことも避けなければなりません。
普段から最適な栄養を摂っているかどうか、まずは必ず獣医師に確認してくださいね☝🏻
犬に最適な野菜
今回は、アメリカの獣医師たちが認めた犬のおやつに最適な野菜を20種類紹介します。
今日は前半の10種類をご紹介しますね。
1. アスパラガス
軽く蒸したアスパラガスの穂先(喉に詰まらないように小さく切る)は、ビタミンやミネラルが増えます。
2. ブロッコリー
ブロッコリーの茎は免疫力を高め、ガンを予防し、関節炎の炎症を抑制します。少量であれば安全で、生でも蒸しても与えることができますが、大量に与えると繊維質が多いためガスが発生することがあるので注意です。
3. ニンジン
ほんのり甘くて歯ごたえのあるニンジンは、オレンジ色のもとになっている抗酸化物質、βカロテンが含まれていて、病気と闘う強力な作用があります。歯が生え始めた子犬には、ニンジンを冷凍して歯茎を刺激するおやつにするのもおススメです。
4. インゲン豆
愛犬のダイエットには、食事の最大5%をインゲン豆に置き換えると良いかもしれません。冷凍でも生でも蒸してもOK。食物繊維が豊富で、満腹感を得やすくなります。また、消化を助け、腸の調子を整え、心臓に良いオメガ3を適度に含んでいます。
5. ケール
人間にとってスーパーフードであるケールは、犬にも同じような効果があるんだそう。心臓病、関節炎、アレルギー、尿路疾患に効果があります。食べ過ぎるとガスや膨満感を引き起こすことがありますが、蒸したもの、刻んだもの、乾燥させたものを少量与えると健康度が高まります。
6. キノコ類
キノコには病気と闘う抗酸化物質や、消化を促進する水分と食物繊維が含まれています。マッシュルームやヒラタケなど市販のキノコは、生を与えても調理したものでも安全だそうです。
7. パセリ
パセリには抗菌作用があり、歯の病気や口臭の原因となるバクテリアと戦うのに役立ちます。また、筋肉や関節の健康のためのカリウム、視力の健康のためのβカロテンも含まれています。
8. かぼちゃ
かぼちゃは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の優れた供給源です。ピューレ状にしたカボチャの味を好むことが多いようです。
9. サツマイモ
βカロテンなど、病気と闘う抗酸化物質の宝庫です。薄くスライスして乾燥させ、歯ごたえのあるおやつにしたり、蒸してからマッシュや角切りにして食事に加えたりすることができます。
10. ズッキーニ
生や冷凍のズッキーニを細切りにして与えると、水分と食物繊維がプラスされます。ズッキーニをはじめとするカボチャ類は、少ないカロリーで満足感を得られるので、体型維持にも最適。品種によっては種を取り除いて火を通してから与えましょう。
出典:Best vegetables for dogs: Pick the perfect veggie for your dog’s health(care.)
次回は後半の10種類の野菜を紹介します。次回もぜひお楽しみに♪