「梅雨だる 」を乗り切ろう!
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「最近なんかだるい」、「やる気が起きない」
それは「梅雨だる」が原因かもしれません☔
今回は梅雨の時期に起こりがちな体調不良の原因や対処法をご紹介します。
「梅雨だる」とは?
気圧・温度・湿度などの気候の変化によって生じる体の不調を「気象病」と呼び、
「梅雨だる」はそのひとつです。
・頭痛
・肩こり
・関節痛
・気分が落ち込みやすい
・イライラしやすい
・やる気が起きない
など
梅雨だると自律神経の関係
梅雨だるは、「自律神経」と密接に関係しています。
自律神経は呼吸・代謝などをコントロールする神経で、
・興奮状態のときに働く「交感神経」
・体をリラックスさせる「副交感神経」
の2つがあります。
自律神経が乱れる原因のひとつが、天気や気温、気圧などの外的要因。
梅雨時期の気候によって自律神経のバランスが乱れて、梅雨だるの症状が現れるのです。
梅雨だるの原因
梅雨だるの原因は主に3つあります。
- 低気圧
- 激しい気温の変化
- 水分代謝の低下
①低気圧
低気圧の状態が続く梅雨は、副交感神経が優位になるといわれています。
体がリラックスモードになってしまうため、
だるさを感じたり、やる気が出なかったりといった症状が現れるのです。
②激しい気温の変化
梅雨の時期は、気温の変化も激しくなります。
真夏日だと思ったら、次の日は肌寒いと感じることも多くありませんか?
また1日の中でも気温差は大きいですよね。
激しい気温差は体にとってはかなりのストレスとなり、
自律神経が乱れてしまう原因となります。
③水分代謝の低下
梅雨は湿度が高いため、体内の水分が汗や尿として体外に排出しづらくなります。
その結果、むくみや食欲不振といった不調を引き起こす要因に。
梅雨だるの解消法
- 規則正しい生活を送る(食事、睡眠、運動)
- 日光を浴びる
- 快適な室内環境を作る
規則正しい生活
梅雨だるの原因は自律神経の乱れなので、自律神経を整えることをしましょう。
基本的なことですが、早寝早起き・1日3食を摂るといった規則正しい生活を送ることが重要です🕰️
日光を浴びる🌞
朝起きて日光を浴びると、体内時計がリセットされて、体が活動モードへ切り替わります。
日光は1日最低15分浴びるようにしましょう。
日光を浴びると体内で「セロトニン」という物質が作られます。
セロトニンは睡眠を促す「メラトニン」に変化するので、
昼間にセロトニンを生成しておくことは質の良い睡眠をとることにつながります。
ただ、雨が多い時期は日光浴はしづらいですよね😨
そんな時はウォーキングやスクワットなどのリズミカルな一定の動きをしてみましょう🎵
これらの運動でもセロトニンを増やすことができますよ。
十分な睡眠💤
質のよい睡眠をとることで、心身の疲れが回復できると期待できます。
睡眠をしっかりとるためにも日光を浴びてセロトニンを作ることが大切だといえますね。
適度な運動と入浴
運動にはストレス解消やリフレッシュ効果があるといわれています。
雨で外出しづらい時は、ストレッチやスクワットなどをしてみるのもおすすめ。
YouTubeには室内でできるエクササイズの動画が多く投稿されています😊
また、暑いからといってシャワーだけで済ませるのではなく、
湯船に浸かって体を温めるのも効果的◎
汗をかくことで、血流を良くし、体にたまった水分を排出できます。
バランスの良い食事🍚
暑いとどうしても冷たいものや生ものを摂りがちになりますが、
内臓には負担になってしまう場合も。
温かい物、常温のものを摂るようにしましょう。
特にタンパク質不足は免疫力低下につながるため、
魚・鶏肉・大豆・乳製品などのタンパク質を摂るように心がけましょう🥩
室内の温度、湿度管理🌡️
暑さや高い湿度による不快感は、気分を落ち込ませる一因です。
エアコンなどを上手く活用して、快適に過ごせる環境を作りましょう。
まとめ
今回は、梅雨の時期に起こる体の不調「梅雨だる」についてご紹介してきました。
解消法は色々ありますが、全部を一気にやろうとすると疲れてしまうので、
何かできることから、ひとつだけでも始めてみませんか?
生活習慣を少しだけ見直して、梅雨だるを乗り切りましょう!
ニワナショナルの企業理念
「ウェルビーイング(wellbeing)」
(身体的・精神的・社会的に良好な状態・満たされた状態)
にもとづき、今後も「健康」に関する話題を発信していきます✨