木を無くす方法「伐採」と「抜根」の違いとは?
公開日 2019/05/15
更新日
- 庭の木を無くしたいけど伐採と抜根どっちが良いの?
- 木を撤去したいな……
- 木をなくしたいけど、どうすればいいの?
木を無くす方法には
「伐採(ばっさい)」=木を切るだけ
「抜根(ばっこん)」=根っこまで取る
という2つの方法があります。
木を無くした後の用途に合わせて、伐採と伐根、どちらの処理にするのか選ぶ必要があります。
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伐採や伐根を業者に依頼するといくら掛かる?
「伐採」 と「 抜根」 の違いは?
では、この伐採と抜根には、どのような違いがあるのでしょうか?
簡単に言うと、
- 木を根元から切る方法→「伐採」
- 根っこごと取り除く→「抜根」
ということになります。
伐採(ばっさい)とは?
伐採とは、木を根元から切り倒すということです。
幹を切り倒す作業なのでチェーンソーやノコギリなどの切断道具を使って、地面スレスレの位置で木をカットします。
木の太さによっては、電動チェーンソーや高枝切りばさみなどの道具が必要になることも。
こんなときは伐採がおすすめ
- 今後そこに何か違う物を植えたりする予定がなく、「もうこの木はいらないな~」
- 根元はそのままでも構わない
- もう木を伸ばしたくない
という方は伐採がおすすめです!
伐採だけだと根っこが残る?
はい、伐採は「木を切るだけ」なので、根っこ(切り株)はそのまま残ります。
この切り株がどうなるかは、木の種類によって変わります。
📷【参考事例】
伐採してお庭をスッキリした施工例を見る
木の根っこだけ残すとどうなる?
伐採だけを行って、根(切り株)を残したままにしておくと、いくつかのデメリットがあります。
- 強い木は切り株から枝が出てくることがあります(例:シマトネリコ・シラカシなど)。
- 根が土の中で腐って、シロアリや害虫の温床になることも。
- コンクリート施工や花壇づくりなど、地面を再利用したい場合は、抜根が必要になります。
一方で、伐採だけで自然と枯れていく木もあります。
たとえば 「コニファー」などの針葉樹は、根元から切れば再生せず、切り株も次第に枯れていきます。
このような木の場合は、無理に抜根しなくても再発の心配が少ないこともあります。
根を枯らす方法(DIY)
再生しやすい木には、切り株を枯らす処理をしておくと安心です。自分でやる場合は、次のような方法があります。
1. ドリルで切り株の表面に穴を開け、ガソリンを入れておく方法。
2. 切り株の表面に塩を持っておく方法
3. ビニールで覆って光を遮断する(窒息させる)
など、いくつか方法があります。
📷【参考事例】
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「根を枯らす処理」って、業者に頼めるの?
はい、伐採を業者に依頼する際、「根を枯らす処理」も一緒に対応してもらえることが多いです。
木の種類や再生の可能性を見たうえで、薬剤や自然枯死を促す処置を丁寧に行いますので、安心しておまかせください。
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抜根(ばっこん)とは?
抜根とは、伐採した木の根っこを撤去することです。
こんなときは抜根がおすすめ
- その場所に、新たに木や花を植えたい(花壇)・駐車場にしたい・畑にしたいなどという方
- 木を完全になくしてスッキリキレイに見せたい方
- シロアリや虫の発生が心配の方
は、根っこから撤去することをお勧めします!
📷「実際に抜根してスッキリした事例が見たい!」という方はこちら
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抜根に使う道具とは?
伐採をした後に根を掘り起こす作業になるので、地面を掘る道具が必要になります。大きな木は根も太く深いので、ユンボを使用します。
⚠ DIYでは難しいケースも多く、重機が入らない場所では人力掘削が必要なことも。
⚠ 特に樹齢が長い木や幹が太い木は、人力では難しいため専門業者に依頼が安心です。
抜根には時間と費用がかかることも
- 土を深く掘る必要があるため、伐採より作業量が多い
- 地中に埋まっている配管・ケーブルなどにも注意が必要
👉 そのため、「抜根が本当に必要か?」は、木の種類と土地の使い道によって判断するのが大切です。
🧾【費用の目安はこちら】
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まとめ:「伐採」と「抜根」どっちを選んだらいいの?
「伐採」と「抜根」の違いをおさらい
「伐採」は木を根元から切る方法、
「抜根」は根っこごと取り除く方法です。
- 再生力の強い木は、伐採だけだと枝が伸びることもあるため、根を枯らす処理が必要になることがあります。
- 土地を再利用したい場合(花壇・駐車場・畑など)は、抜根がおすすめです。
どちらを選べばいいか迷ったら?
*とりあえず木が伸びないように処理したい→木を根元から切る方法 →「伐採」
*木を切った後の土地を再利用したい →木の根っこごと取り除く →「抜根」
と、覚えておいてくださいね!
作業の注意点
ある程度の高さになった木を「伐採」するには、チェーンソーなどのが器材が必要になります。
そして、木が倒れてきて、作業をしている人が怪我をしないように、慎重に作業をする必要があります。
また、樹齢がある程度経っている木は、思っている以上に根っこが地中に張り巡らされていたりするので、根っこを掘り起こす「伐根作業」も結構大変な作業になります。
迷ったら写真でご相談ください
「うちの木、切るだけでいいのかな?」「根っこって残して大丈夫?」
そんなふうにちょっとでも迷ったら、写真をパッと送って聞いてみるのが早いかもしれません😊
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