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学校や保育施設(保育園・幼稚園)を運営する先生方は、夏場の厳しい暑さでお悩みになっているのではないでしょうか😢
教育現場で子どもたちの安全を守るためには、暑さ対策が不可欠です。
暑さ対策といえば、建物の空調設備導入のようなイメージがありますが、実は植物を活用すると校舎や校庭・園庭の暑さを和らげることができます🌳
今回のコラムでは、お庭の専門店ニワナショナルが、学校教師や保育士の先生方へ向けて植物を活用した暑さ対策を5つご紹介します🌿
子どもたちや先生方が安全かつ快適に過ごせる環境をつくるために、ぜひ参考にしてみてください😊
学校・保育施設における暑さ対策の重要性

近年は、多くの学校や保育施設で暑さ対策の取り組みが始まっています🌞
なぜ暑さ対策が重要なのか、まずは教育現場の背景について改めて確認していきます。
全国で年間の猛暑日が増加している
「最近、昔と比べて暑くなった気がする…」と感じている先生方も多いのではないでしょうか。
気象庁が公表するデータによると、1995年から2024年までの過去30年間で、全国における年間の猛暑日(最高気温が35℃以上の日)の日数が増加傾向にあることがわかっています🌞
つまり、子どもたちが夏場に学校や保育施設で過ごす環境が、昔とは変わりつつあるということです。
昨今の厳しい暑さのなかで、児童・生徒・園児が元気に活動するには、これから先は教育現場の設備を見直していく必要があるでしょう⭕
こうした理由から、夏場の危険な暑さに備えて現場の安全を確保するために、暑さ対策へ積極的に取り組む学校や保育施設が多くなっています。
子どもは熱中症になるリスクが高い
夏場は厳しい暑さのなかで熱中症になってしまう人が少なくありません🌡️
なかでも子どもたちは、体の発達や行動の特徴などの理由から、熱中症になるリスクが高いとされています⚠️
たとえば、子どもは体が小さいため、大人よりも外気温や照り返しによる影響を受けやすくなっています。
さらに乳幼児や幼児の場合は、体温調節機能が十分に発達していない段階のため、暑いときに体温をうまく下げられないことが少なくありません😥
このほかに、子どもが遊びに夢中になっているときは、暑さで危険な状態になっていても体調の変化に自分で気づけないこともあるでしょう。
子どもは熱中症になるリスクが高いからこそ、教育現場ではできるだけ熱中症のリスクを避けるために暑さ対策を取り入れることが大切だといえます🎐
学校・保育施設を暑さから守る日射遮蔽対策・遮熱対策・断熱対策
学校や保育施設の暑さ対策には、日射遮蔽対策・遮熱対策・断熱対策という複数の方法があります。
それぞれの暑さ対策の特徴は、以下の通りです🌿
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特徴 |
具体例 |
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日射遮蔽対策 |
室内に入る日差しをさえぎる対策によって、室温が上がるのを防ぐ。 |
窓の外に日よけシェード(サンシェード・オーニング)を設置する。建物の外壁に緑のカーテン(グリーンカーテン)を設置する。 |
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遮熱対策 |
屋外から熱が入るのを防ぐ対策によって、室温が上がるのを防ぐ。 |
窓に遮熱フィルムを貼る。建物の外壁に遮熱塗料を使用する。 |
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断熱対策 |
室内と屋外の熱を伝わりにくくする対策によって、室内の温度を保つ。 |
断熱窓を導入する。建物に断熱材を施工する。 |
夏場の危険な暑さに備えるためには、複数の対策を組み合わせて取り入れることが有効です。
たとえば「断熱窓に交換したうえで、屋外に緑のカーテンを設置する」といったように、いくつかの対策を効果的に組み合わせると良いでしょう💡
植物の力で実現!学校・保育施設の暑さ対策5つ

ここでは、植物の力を借りて実現できる、学校・保育施設におすすめの暑さ対策を5つご紹介します🎐
一般的な空調設備の導入や建物の断熱工事以外にも、教育現場に緑を増やすことで夏場の暑さを和らげる効果が期待できます🌿
校庭・園庭に植物が増えることは、教育の観点でもさまざまなメリットがあるので、先生方はぜひご検討ください😊
【1】学校・保育施設の壁面を緑化する
学校・保育施設の壁面を緑化することで、日射遮蔽対策につながります🌞
なかでも植物を活用した代表的な暑さ対策として知られるのは、「緑のカーテン(グリーンカーテン)」による壁面緑化です🌿
緑のカーテンでは、つる性植物の特性を生かしてカーテンのように壁面に這わせることで、窓から入る日差しをさえぎります。
植物が窓を覆うように成長することで自然と日影ができ、夏場に室温が上がるのを防ぐことが可能です⭕
緑のカーテンに適した植物の例として、以下が挙げられます。
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・アサガオ ・ヘチマ ・ゴーヤ ・スイカズラ ・フウセンカズラ |
緑のカーテンによる壁面緑化は、すでに学校や保育施設の暑さ対策として取り入れられている事例が多くあります。
特に学校では、児童・生徒の課外学習の一環として、子どもたち自身が緑のカーテンづくりに携わっているケースも見られます。
学びにもつながる植物のサンシェードを、教育現場に取り入れてみてはいかがでしょうか🌿
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埼玉県では、都市化にともない建物壁面の緑化が推進されています。県の公式サイトでは、施設の緑化に役立つ「屋上・壁面緑化マニュアル」が提供されているため、本記事とあわせて参考にしてみてください。 |
【2】学校・保育施設の屋上を緑化する
学校・保育施設の屋上緑化は、注目されている暑さ対策の一つです🌞
屋上緑化とは、建物の屋上に植物を増やして、緑豊かな空間をつくることを指します。
屋上に植物を増やすと、建物の最上階に当たる日差しや太陽の熱を植物によってカバーできるため、日射遮蔽対策や遮熱対策につながるのがメリットです🌿
具体的に施設の屋上を緑化する方法として、以下が挙げられます。
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・花壇をつくる ・樹木を植える ・芝生を植える ・畑をつくる |
屋上緑化には、暑さ対策のほかにも多くのメリットがあります。
たとえば、子どもたちが花壇や畑で植物を育てたり、芝生の広場で休憩したりと、屋上スペースを教育のために有効活用できるようになるのです💡
多くの教育施設の屋上には広い空間があるものの、スペースを十分に活用できていないことが少なくありません。
暑さ対策とスペースの有効活用をどちらも実現するために、屋上緑化を推進してみてはいかがでしょうか🌿
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埼玉県では、都市化にともない建物屋上の緑化が推進されています。県の公式サイトでは、施設の緑化に役立つ「屋上・壁面緑化マニュアル」が提供されているため、本記事とあわせて参考にしてみてください。 |
【3】校庭・園庭を芝生化する

校庭・園庭を芝生化して、夏場の地面の温度を抑えるという対策方法もおすすめです🌱
埼玉県が公表する資料「埼玉県園庭・校庭芝生マニュアル-第3版-」では、教育施設の芝生が環境に良い効果をもたらすというデータが紹介されています。
県内の芝生化校を対象とした平成30年8月の調査によると、土の校庭と芝生の校庭の平均温度を比較したところ、芝生の校庭のほうが平均8.4℃も温度が低いという結果となったそうです🌡️
校庭・園庭を芝生化すると、従来よりも地面の温度を抑えられるようになります。
それだけでなく、芝生化した校庭・園庭では子どもたちの活動の幅をさらに広げられます😊
たとえばスポーツやダンスなどの運動はもちろんのこと、ピクニックや交流会といったイベントでも芝生が活躍してくれるでしょう。
また、運動会のような保護者の方が校庭・園庭で子どもたちを見守るイベントも、芝生があればみんなが快適に過ごしやすくなります⭕
やわらかい芝生のうえなら、万が一子どもたちが転んでしまっても固い地面のようにケガをする心配が少なくなるのもポイントです💡
【4】校庭・園庭に木陰を増やす
校庭・園庭に木陰が少なく、子どもたちが涼む場所が不足しているケースでは、植樹によって木陰を増やすことをおすすめします🌳
樹木が自然の日除けになってくれるので、子どもたちが遊びの途中で涼みながら休憩をとれるようになります。
なお、木陰は直射日光を避けられることに加えて、涼しさを感じやすい理由があります💡
木陰では、植物の葉っぱから水蒸気が放出される「蒸散」のはたらきによって、打ち水をしたときのように涼しく感じやすいのです😊
校庭・園庭の植栽を充実させて、子どもたちが涼しく過ごせる場所を増やしてみてはいかがでしょうか🌿
【5】校庭・園庭の緑視率を高める
学校や保育施設の敷地内に植物を増やすことは、心理的な面でも暑さ対策につながります🌿
校庭や園庭に植物を植えると、視界に緑色が占める割合(=緑視率)が高くなります。
このように緑視率が高い場所では、多くの人が「やすらぎ」「さわやかさ」「うるおい」などを感じる傾向があり、快適に過ごしやすくなるのです😊
緑がいっぱいの校庭・園庭は、子どもたちにとっても先生方にとっても、心地よく過ごせる場所になるでしょう🌳
また、保護者の方も、大切な子どもたちが自然豊かな環境でのびのびと学べる施設に魅力を感じてくださるのではないでしょうか。
植物を増やして施設の景観を向上させるとともに、気持ちのうえでも暑さを感じにくくなる教育環境をつくりましょう🌱
植物を活用した暑さ対策はニワナショナルにおまかせください
ここまで、学校・保育施設の暑さ対策5選をご紹介しました。
埼玉・東京・神奈川エリアのお庭のお手入れ専門店ニワナショナルでは、身近な植物のプロとして、学校や保育施設の植物に関するあらゆるご相談をうけたまわります🌿
たとえば、こんなふうにお悩みの先生方はぜひ当店へご連絡ください🍀
「壁面緑化や屋上緑化って、うちの園でもできるのかな?」
「校庭を芝生化するには、まずは何から始めればいいんだろう…」
「校内の植栽を増やしたら、管理は業者にやってもらえるの?」
当店はオンラインでLINEやメールを使ってご連絡いただけるため、多忙な先生方でもお気軽にお問い合わせいただけます。
写真をお送りいただければ概算のお見積りやご提案ができますので、まずはご相談いただけますと幸いです😊







