家庭菜園を始めよう(4)~片付け~
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これから家庭菜園を始めたい方向け第4弾となる今回は、意外と知らない収穫後の片付け作業についてお伝えします。
収穫後に必要な作業
収穫が終わると、残渣(ざんさ)処理と呼ばれる土の片付けをする必要があります。この作業をしておかないと、次の栽培に悪影響が出てしまう場合があるので、必ず行ってください。
野菜の収穫後に、畑に残る茎・つる・根などの残がい
一度使った土をそのまま使わないほうがよい
次のような理由から一度使った土は使わないほうがよいです。
植物の根、雑草などのゴミが混ざっている
ゴミが混ざっていると、新しく植えた植物が根を伸ばそうとするときに邪魔になったり、土の養分を奪ってしまったりする可能性があります。
病害虫が潜んでいる
野菜を育てると病気にかかったり、虫に食べられたりということはよくあります。収穫を終えたあと、残った葉や茎などをそのままにしておくと、病害虫が増殖してしまいます。土の中に病害菌が発生してしまうと、表面上の残渣を除去したとしても土の中で生息し、次の作物の栽培に被害を与えてしまうことも。
水はけが悪い
植物の栽培には、水はけが良い土(フカフカしている)が必要です。新しい土には土の粒と粒の間に隙間があるので、保水性・排水性・通気性の良い土です。しかし一度植物を栽培した後の土は、土の粒子が細かくなり隙間がありません。そのため通気性や水はけが悪く、作物の栽培には向いておらず、そのまま使用すると根腐れといったトラブルが起きやすくなってしまいます。
植物に必要な養分が失われている
植物が生長するなかで有機物や肥料などの養分が使われてしまっているので、新たな植物の栄養分が不足してしまいます。
連作障害が起きやすい
例えば同じナス科のトマト、ナス、ピーマンを続けて栽培しようとすると育ちにくくなることがあります。これを連作障害といいます。
片付け方法
収穫後の葉・根などの残渣は丁寧に取り除きましょう。もし病気や害虫の被害を受けた部分があれば、注意して除去しましょう。
処分方法
ゴミとして処理
自治体によって捨て方が異なりますので、お住まいの自治体に確認してください。
土を堆肥化して、再利用する
先ほど述べたように古い土は栄養分がなかったり、ゴミが混ざっていたりとマイナスな面がありますが、堆肥にするという方法もあります。次に育てる作物の肥料になる・土を再利用できるということでエコな方法なので余裕が出てきたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
- 畑の空きスペースに残渣を持ってきて、できるだけ細かくする
- 米ぬかをふりかける
- 軽く土を被せ、上から踏む
残渣の堆肥化の方法はいくつかあります。ご自身の畑の広さによっても変わってくるので、興味がある方はぜひ調べてみてくださいね。
資材の片付け
育てた野菜の種類によっては支柱やマルチング材を使うこともあるでしょう。これらも適切に片付けることが重要です。
支柱の取り外し
支柱はまっすぐ引き抜き、土や汚れを落とします。再利用する場合は、水で洗浄して、適切に保管しましょう。
マルチング材の撤去
マルチング材は、菌が付着していることもあるので、毎年替えるのがおすすめ。雑草や土を取り除いてから丁寧に剥がしていきましょう。ゴミとして出す場合は、自治体のルールを守ってくださいね。
まとめ
今回は意外と知らない!?片付けの方法についてご紹介しました。土の片付けは少し面倒かもしれませんが、残渣処理をしないと次の作物が上手く育たない可能性もあるのでしっかり行いましょう!また堆肥化まで行えれば、土を捨てずに済むので、より環境に優しい野菜作りが可能になります。
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土の廃棄でお困りの方、家庭菜園に関してお悩みがある方は、お気軽にご相談ください!
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