公開日 2026/08/11
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バラの剪定は、樹形を整えるだけでなく、不要な枝を取り除いて風通しを良くし、新しい枝の成長や開花を促すために大切なお手入れです。
剪定する時期や方法は、剪定の目的やバラの種類によって異なります。この記事では、バラの剪定を行う時期や基本的な方法、剪定するときの注意点についてわかりやすく紹介します。
バラの剪定はなぜ必要?
バラの剪定は、単に枝を短くするためではなく、健康な生育や美しい開花につなげるために行う大切なお手入れです。
枯れ枝や細すぎる枝、混み合った枝などの不要な枝を取り除くことで、株の風通しや日当たりを良くできます。また、新しい枝が伸びるための環境を整え、花を咲かせる枝を充実させることにもつながります。
さらに、枝を整理することで株の大きさや樹形を整え、庭や鉢に合った形を保ちやすくなります。
バラを剪定する時期
バラの剪定は、目的によって行う時期が異なります。大きく分けると、冬に行う「冬剪定」、秋の開花に向けて行う「夏剪定」、そして開花後に行う「花がら摘み」があります。
冬剪定(12~2月頃)
冬剪定は、バラが休眠している時期に、翌年の春に向けて株全体を整理する剪定です。
- 不要な枝を取り除く
枯れ枝や病気になった枝、細く弱い枝などを取り除きます。
また、株の内側に向かって伸びている枝や、枝同士が重なったり交差したりしている枝も、風通しや日当たりが悪くならないよう整理します。 - 残す枝を選んで切り戻す
太く充実した枝を中心に残し、全体のバランスを見ながら切り戻します。
剪定後の枝の高さは、剪定前の1/2~1/3程度が一般的な目安です。
枝を短くすることで、春に新しい枝が伸びるスペースをつくり、株の大きさや樹形も整えやすくなります - 剪定後の株を確認する
剪定後は、枝が込み合わず、株の中心に適度な空間ができている状態を目安にします。
冬剪定は、春の芽吹きや開花に向けて株をリセットするような、バラの年間管理の中でも重要な剪定です。
夏剪定(8月下旬~9月頃)
夏剪定は、秋バラの開花に向けて株を整えるための剪定です。
夏の間に伸びた枝をそのままにすると、枝が長く伸びたり、株の形が乱れたりすることがあります。そこで、伸びすぎた枝や混み合った枝などを整理し、秋に花を咲かせるための株の形を整えます。
ただし、夏剪定はすべてのバラに必要な作業ではありません。剪定をしなくても、自然に伸びた枝に花を咲かせて秋バラを楽しむことができます。
秋の開花時期や株の大きさを整えたい場合など、目的に応じて行うとよいでしょう。また、**強く切りすぎると株に負担がかかるため、株が弱っている場合は無理に剪定せず、まずは回復を優先しましょう。**健康な株でも、夏の生育状態を見ながら剪定することが大切です。
花がら摘み(開花後)
花がら摘みは、咲き終わった花を取り除く作業です。枯れた花をそのままにせず、花がらを摘むことで、株の栄養を次の成長や開花に向けやすくします。
特に四季咲き・繰り返し咲きのバラでは、次の花を楽しむためにも大切なお手入れです。
花がら摘みも枝を切る作業ですが、冬剪定や夏剪定のように株全体の枝を整理する剪定とは目的が異なります。
開花後の花をこまめに取り除く、日常的な管理として考えると分かりやすいでしょう。
バラの剪定で共通する基本
まずは不要な枝を整理する
枯れ枝や病気になった枝、細すぎる枝などは、時期に関係なく基本的に整理します。
また、株の内側に向かって伸びている枝や、枝同士が重なったり交差したりしている枝も、風通しを悪くする原因になるため、状態を見ながら取り除きます。
枝を切る位置に注意する
枝を切るときは、芽の少し上を目安にします。特に株の内側に向かって伸びる枝を避け、外側を向いた芽の5mm~1㎝上を斜めに切ることで、枝が外側へ伸びやすくなり、株の内側が混み合うのを防ぎやすくなります。
剪定に使用するはさみは、切れ味の良い清潔なものを使いましょう。病気の枝を切った場合は、他の枝へ病気を広げないためにも、はさみを清潔にしてから使用します。
剪定する時期によって切り方は異なる
剪定は、行う時期によって目的や切る枝、切り戻す程度が異なります。
冬剪定では株全体を整理して春の生育に備え、夏剪定では秋バラの開花に向けて枝を整えます。
そのため、すべての時期で同じように枝を切るのではなく、目的に合わせて剪定することが大切です。
バラを剪定するときの注意点
バラの剪定は、時期や品種によって切り方が異なります。剪定する際は、次のポイントに注意しましょう。
✅ 剪定する時期を守る…冬剪定と夏剪定では目的が異なります。適した時期に剪定を行いましょう。
✅ 一度に切りすぎない…特に生育中の株を強く切りすぎると、株に負担がかかる場合があります。剪定する目的に合わせて、切る枝や量を判断しましょう。
✅ 剪定ばさみを清潔にする…病気の枝を切った後は、病原菌を他の枝へ広げないよう、剪定ばさみを清潔にしてから使用しましょう。
✅ 太い枝を切るときは切り口に注意する…太い枝を切った場合は、切り口が大きくなるため、必要に応じて保護剤などを使用します。
✅ 品種に合わせて剪定する…バラには木立性のバラやつるバラなどがあり、品種によって適した剪定方法が異なります。すべてのバラを同じように剪定するわけではありません。品種の特徴を確認してから剪定しましょう。
バラの剪定でよくある質問
Q. バラはいつ剪定するのがいいですか?
バラの剪定は、主に冬剪定と夏剪定があります。
冬剪定は休眠期に株全体を整理し、春の生育に備えるために行います。
一方、夏剪定は秋バラの開花に向けて株を整え、開花時期や樹形を調整することが目的です。
すべてのバラに必ず必要な作業ではなく、品種や株の状態、秋の開花をどのように楽しみたいかによって、剪定を行うか判断します。
また、開花後には花がら摘みを行います。剪定の時期や方法は、バラの種類や目的によって異なるため、それぞれの株に合わせて管理しましょう。
Q. バラの花が咲き終わったら剪定したほうがいいですか?
花が咲き終わったら、花がら摘みを行うのがおすすめです。特に四季咲き・繰り返し咲きのバラは、咲き終わった花を取り除くことで、次の開花に向けた管理につながります。
ただし、花がら摘みは冬剪定や夏剪定のように株全体を切り戻すものではありません。咲き終わった花を取り除く、日常的なお手入れとして行います。
まとめ

バラの剪定は、不要な枝を整理して株の風通しを良くし、健康な生育や美しい開花につなげるための大切なお手入れです。
冬剪定は、休眠期に株全体を整理し、春の生育に備えるための基本的な剪定です。一方、夏剪定はすべてのバラに必要なわけではなく、秋バラを楽しむためなど、目的に応じて行います。開花後には花がら摘みを行い、次の開花や生育につなげます。
また、バラの種類によって適した剪定方法も異なります。
木立性のバラやつるバラなど、それぞれの特徴を確認しながら、株の状態や目的に合った剪定を行いましょう。








