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工場や物流センターなどは「工場立地法」により、敷地全体に対して緑地の割合が20%にするように定められています。法令対応や景観整備のために植樹や、室内に観葉植物を置きたいと検討している担当者の方もいるのではないのではないでしょうか?
しかし、
- コストや管理が不安
- 担当者の負担を最小限にしたい
という声も少なくありません。
今回は、低コスト・丈夫・見栄えがよい植樹をご紹介します。企業の担当者の方はぜひ参考にしてください。
植樹を選ぶ3つのポイント
- 耐久性
- 管理のしやすさ
- 見栄えの良さ
1.耐久性
日差しや気温の影響を直接受ける屋外植樹で、最も大事なことは「丈夫さ」でしょう。日光、風、暑さ、寒さに耐えられる樹種を選ぶと、枯れたり病害虫トラブルを抑えたりとのちのちの管理コストも抑えられます。
2.管理のしやすさ
剪定や水やりの頻度が少ない品種を選べば、現場担当者の作業負担を大幅に減らすことが可能です。
3.見栄えの良さ
植栽により、来訪者や地域住民の方に清潔感や信頼感といった良い企業イメージを与えることができます。見栄えがよい樹種を選んだり、定期的にメンテナンスを行って景観を綺麗にしておくとよいでしょう。低コスト・省管理でも、樹種や配置次第で十分印象アップにつながるので、業者に相談してみましょう。
おすすめの植樹5選
省管理・低コスト・見栄えの3点を兼ね備えた屋外植樹を5種類ご紹介します!
シマトネリコ
シンボルツリーを代表するのが常緑樹の「シマトネリコ」です。ツヤのある葉が風になびく見た目が魅力のひとつです。比較的安価、病害虫に強い、直射日光と乾燥に強くて丈夫、などの点から人気があります。
<お手入れ方法>
成長が早いので、3m程度まで成長したら一度剪定するのがおすすめです。また葉がこんもりしてくるので、年に一度は剪定するようにしましょう。
ソヨゴ
波状の葉が風で揺れることから名付けられた「ソヨゴ」は、綺麗な緑の葉が特徴の常緑樹です。5~6月には控えめな白い花を咲かせ、10~11月には赤い実をつけます。(実がなるのは雌株だけ)日向・日陰どちらでも育ちやすく、寒さや病害虫にも強いため、管理しやすい樹木です。
<お手入れ方法>
ソヨゴは成長が遅いので、お手入れの手間はあまりかかりません。剪定で手を加えると樹の形がくずれてしまうこともあるので、プロに依頼するのがおすすめです。
モミジ
秋に紅葉するモミジは季節を感じられることから人気の樹木のひとつです。剪定する必要はほとんどないにもかかわらず、美しい樹形になります。寒さに強く、水やりの頻度も少なくて大丈夫です。
<お手入れ方法>
夏は乾燥防止のために、葉に水をかけてあげましょう。また紅葉後は葉は落ちてしまうので掃除が必要となります。
ハナミズキ
季節を感じられる樹木として「ハナミズキ」もおすすめです。春には白やピンクの花を咲かせ、10月頃には実がなり紅葉し、冬に落葉します。モミジと同様、自然に樹形が整うので剪定の必要はほとんどありません。
<お手入れ方法>
乾燥に弱いので、真夏の直射日光が長時間当たるようであれば、株元にワラなどを敷いて、乾燥を防ぎましょう。
シラカシ
常緑樹の「シラカシ」は、どの季節にも強く、また手入れの手間が少ないことから人気があります。耐陰性がある、寒さに強い、水はけが悪くても育つというとても丈夫な樹木です。秋にはどんぐりの実がなります。
<お手入れ方法>
春先に一度落葉するので、掃除が必要です。日当たりの良し悪しで成長しにくくなるということはありませんが、成長すると大きくなるので隣接する施設や住宅がある場合は植栽する場所に注意が必要です。
まとめ
植樹は、法令対応だけでなく、企業イメージのアップにもつながります。低コスト・省管理でも見栄えの良い樹種はあるので、担当者の方はぜひ参考にしてください。
ご相談はニワナショナルへ
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