ワクワクしたい方向け!じゃがいも料理で世界を知ろう
公開日 2025/02/10
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南米原産のじゃがいもは、16世紀の大航海時代にヨーロッパにもたらされました。厳しい環境でも育つじゃがいもは、飢饉の際に貴重な食材として世界中に広まっていきました。
こちらの記事では、じゃがいもに含まれる栄養とその健康効果についてご紹介しています!
今回は、世界のじゃがいも料理をご紹介します😋🍴
料理を通して、世界を旅してみませんか✈️?
パパ・ア・ラ・ワンカイーナ(ペルー)
じゃがいもの原産地であるペルーには、なんと3000種類ものじゃがいもがあり、料理によって使い分けるほど。その中でもペルー北部・ワンカイヨ地方の「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」は、じゃがいもの味を楽しめる料理として、ペルーを代表する一品です。
パパ・ア・ラ・ワンカイーナは、ふかしたじゃがいもに「ワンカイナソース」をかけていただきます。ワンカイナソースは、唐辛子・チーズ・ミルクに油・塩・コショウを加えて混ぜて作ります。ほくほくしたじゃがいもに、唐辛子の辛さのアクセントが効いた濃厚なワンカイナソースをたっぷりかけて食べる料理です。
ブラートカートッフェルン(ドイツ)
ドイツでは、じゃがいもは主食として食べられます。様々なじゃがいも料理がある中で、代表的なものなのがブラートカートッフェルン。日本ではジャーマンポテトと呼ばれています。角切りにしたじゃがいも、玉ねぎ、ベーコンを炒めただけのシンプルな料理です。
クロケット(オランダ)
コロッケの由来ともいわれるのが、オランダの「クロケット」です。じゃがいもを潰し、パン粉をまぶして揚げた料理。じゃがいものみのシンプルなクロケットだけでなく、挽き肉・チーズ・野菜など様々な具材がはいったものも。
ニョッキ(イタリア)
もちもちとした食感が特徴のニョッキは、イタリア料理には欠かせません。ゆでで潰したじゃがいもに小麦粉や卵を加えます。よくこねて棒状に伸ばしたら約2㎝にカット。フォークの背でくるっと形を整えて、ゆでたら完成です。パスタのように、ゆであがったニョッキはトマトソースなどお好みのソースをかけていただきます。
アリゴ(フランス)
出典:エスビー食品HP
まるでお餅?と思うほど、とろーっと伸びるのがフランスの郷土料理「アリゴ」です。マッシュポテトにチーズを混ぜて、粘りが出るまでよく混ぜ合わせたものです。パン・ソーセージ・野菜などをチーズフォンデュのようにしていただきます。
サモサ(インド)
潰したじゃがいもをスパイスで味付けして、小麦粉から作られた皮で包んで揚げたものがインドの軽食「サモサ」です。三角錐または三角形の形をしているのが特徴。
ポテトスキン(アメリカ)
スイーツポテトのように中身をくりぬいて作るのがポテトスキンです。じゃがいもをくりぬいて、ベーコン・チーズ・サワークリームを入れてオーブンで焼くと出来上がり。パリッとしたポテトの皮、カリカリのベーコン、溶けたチーズと食感が楽しい一品です。味が濃厚なので、おつまみにもぴったり。ちなみにくりぬいたじゃがいもの中身は別の料理にしていただくようです。
まとめ
世界中で食べられているじゃがいもということで、世界各国のじゃがいも料理をご紹介してきました。茹でたり、炒めたり…と調理法も様々。どの料理も美味しそうですね。お家でも作れるものもあるので、気分転換に作ってみてはいかがでしょうか?
今回の記事で新たな発見はありましたか?
「新しいものを知る」ということは何歳になっても楽しいことだと思うので、また色々な情報をお届けしていきたいと思います✨