西洋芝について
公開日 2015/03/09
更新日
ー西洋芝ー(暖地型)
・バミューダグラス類
日本芝に近い性質を持つ西洋芝。他の西洋芝より細かく、濃緑色で鮮やかなのが特徴。踏みつけに非常に強く、競技場等でよく使用されている。生育適温が高く乾燥には強いが、寒さや日陰には弱い。
・ティフトン類
ティフトン芝は、バミューダグラスの一種で、高麗芝に比べて色が鮮やかで、葉は細かく柔らか。踏みあつに強いゴルフ場競技場に良く使われている暖地型の西洋芝。成長が早く、施肥や芝刈りは頻繁に必要。また、1日5時間以上の日照が必要で、日当たりが悪い場所には向いていない。
・ウィーピングラブグラス
葉の長さが25~50cmに達する芝生。暖地型だが、比較的低温にも強く、東北地方以南の日陰失注なら選ばず育つ。葉は細長く先が垂れ下がる。
ー西洋芝ー(寒地型)
・べントグラス型
葉が細く柔軟で、緻密な芝地を作る。寒さや低刈りに強い芝生ですが、根が浅いので乾燥には弱い性質。ゴルフ場のグリーンによく使われる。耐寒性はあるが、病虫害に弱い。
・ブルーグラス類
世界で最も広く栽培されている芝生。冷涼地に適していて、ベントグラスよりも寒い地域に適していて、北海道でよく使われている。病害には強いが生育が遅く高温多湿に弱い。踏圧には強いが、低刈りには向いていない。ゴルフ場のフェアウェイなどでよく使われる。
・フェスク類
寒地型芝草としてはかなり高温に強く、寒地型と暖地型の両方の性質を持つ。
葉が広めなのがトール・フェスク、反対に葉の細いハード・フェスクもある。
暖地でも良く育ち、深く根を張るため乾燥にも強く、丈夫な芝生。競技場芝など幅広い施設で使用されている。
・ライグラス類
牧草用の芝生で、成長が早く寿命が短いので家庭で使われるかとはほとんどない。低温に強く、冬の葉色がきれいなのでオーバーシードに利用されることが多い。踏圧に
弱い性質。
by.ニワナショナルガーデナー柿倉
[お庭の専門店]ニワナショナル
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