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「最近、オリーブの葉がポロポロ落ちる」「葉が黄色くなって次々と落ちる」と心配になっていませんか?
オリーブは比較的丈夫な庭木ですが、水やりや日当たり、気温の変化、病害虫などが原因で葉を落とすことがあります。一方で、「生理落葉」と呼ばれる自然な落葉もあるため、まずは原因を見極めることが大切です。
この記事では、葉が落ちる原因や見分け方、対処法、業者へ相談する目安をわかりやすく解説します。
オリーブの葉がポロポロ落ちるのは異常?
オリーブの葉が落ちると、「枯れてしまうのでは?」と心配になる方も多いでしょう。
しかし、葉が落ちるからといって、必ずしも異常とは限りません。オリーブは常緑樹ですが、一年中同じ葉を付け続けるわけではなく、古い葉が自然に生え替わることがあります。
まずは正常な落葉なのか、それとも何らかの原因で葉が落ちているのかを確認してみましょう。
古い葉が落ちるのは自然なこと
オリーブは常緑樹ですが、古い葉は新しい葉へ生え替わるタイミングで少しずつ落ちます。これを「生理落葉」といい、健康な木でも見られる自然な現象です。
特に春から初夏は新芽が伸びるため、古い葉が落ちやすくなります。
次のような場合は、生理落葉の可能性が高く、過度に心配する必要はありません。
✅ 葉が数枚~数十枚ほど少しずつ落ちている
✅ 古い葉だけが黄色くなって落ちている
✅ 新芽が元気に伸びている
✅ 枝先まで青々としている
このような場合は、基本的にそのまま様子を見て問題ないでしょう。
大量に落ちる場合は原因がある
一方で、大量に葉が落ちる場合は、何らかの原因が隠れている可能性があります。
次のような症状が見られる場合は注意が必要です。
⚠️ 数日〜数週間で大量の葉が落ちる
⚠️ 新芽や若い葉まで落ちる
⚠️ 枝先から枯れ始めている
⚠️ 葉が落ちたあとも新芽が出てこない
⚠️ 枝まで元気がなくなっている
このような場合は、生理落葉ではなく、水やりや栽培環境、病害虫などによるストレスが原因と考えられます。
🌿 ワンポイント:まずは新芽を確認してみましょう
葉が落ちていても、新芽が元気に伸びていれば、生理落葉や一時的な環境変化による可能性があります。
一方で、新芽までしおれていたり、枝先が枯れていたりする場合は、根や樹木全体に問題が起きていることも考えられます。葉だけでなく、新芽や枝の状態もあわせて確認することが大切です。
オリーブの葉がポロポロ落ちる主な原因
オリーブの葉が落ちる原因は一つではありません。
水やりの方法や日当たり、気温の変化、病害虫など、さまざまな要因が影響している可能性があります。
また、複数の原因が重なって葉が落ちているケースも少なくありません。
ここでは、オリーブの葉がポロポロ落ちる主な原因についてご紹介します。
水不足
オリーブは乾燥に強い樹木ですが、水不足が続くと葉を落として水分の消費を抑えます。特に真夏や鉢植えでは乾燥しやすいため注意しましょう。
水不足のサイン
- 葉が丸まる・しおれる
- 葉先が乾く
- 土が乾き切っている
- 新芽の元気がなくなる
水のやりすぎ・根腐れ
乾燥を心配して水を与えすぎると、根が酸素不足になり、根腐れを起こすことがあります。
根が傷むと水分や栄養を十分に吸収できなくなり、葉が黄色くなって落ちる原因になります。
次のような状態は、水のやりすぎが考えられます。
- 土がいつも湿っている
- 黄色い葉が増えてきた
- 鉢の水はけが悪い
- 幹の元気がなくなってきた
土が乾いてから水を与えることを基本にし、水はけの良い環境を保つことが大切です。
日照不足
オリーブは日当たりを好む樹木です。
日照不足になると葉の色が悪くなったり、生育が弱くなったりします。
特に、
- 建物の陰になる
- 庭木が混み合っている
- 室内で管理している
環境では注意が必要です。
また、枝が細く長く伸びる「徒長(とちょう)」が見られることもあります。
日当たりを確保し、徒長した枝や込み合った枝を剪定すると、風通しや樹形の改善につながります。
寒さ・急な環境変化
オリーブは比較的寒さに強い品種もありますが、急激な環境の変化にはストレスを受けやすい樹木です。
例えば、
- 冬の寒波
- 植え替え直後
- 購入して置き場所が変わった
- 強風が続いた
などでも、一時的に葉を落とすことがあります。
環境の変化による落葉は、一時的な場合も多いため、すぐに剪定などを行わず、しばらく様子を見ることも大切です。
病害虫
病害虫の被害によって葉が傷み、落葉することもあります。
特にオリーブで見られることが多い害虫には、
- カイガラムシ
- ハダニ
- ハマキムシ
などがあります。
葉に虫が付いていたり、ベタつきや白い粉のようなものが見られたりする場合は、病害虫が発生している可能性があります。
被害が広がる前に、早めに確認・対処することが大切です。
根詰まり(鉢植え)
鉢植えのオリーブは、長期間植え替えをしていないと「根詰まり」を起こし、水や養分を十分に吸収できなくなることがあります。その結果、葉が落ちる原因になることもあります。
次のような場合は、根詰まりを疑いましょう。
- 水を与えてもすぐ流れ出る
- 土に水が浸透しにくい
- 鉢底から根が出ている
- 数年間植え替えていない
根詰まりが疑われる場合は、一回り大きな鉢への植え替えを検討しましょう。
🌿 ワンポイント:原因は一つとは限りません
例えば、「真夏の水不足」と「西日による暑さ」が重なったり、「根詰まり」と「水のやりすぎ」が同時に起きたりすることもあります。
一つの原因だけに決めつけず、栽培環境全体を確認することが、改善への近道です。
このワンポイントは、造園会社としての専門性も伝えられるためおすすめです。
症状別|原因の見分け方
症状から考えられる原因を一覧にまとめました。
| 症状 | 考えられる原因 |
| 黄色い葉が少しずつ落ちる | 生理落葉・水やり・環境の変化 |
| 黄色い葉が大量に落ちる | 水のやりすぎ・根腐れ・根詰まり |
| 緑色の葉がポロポロ落ちる | 急な環境変化・寒さ・強風・植え替え後のストレス |
| 葉先から茶色く枯れる | 水不足・乾燥・葉焼け |
| 新芽まで落ちる | 根の異常・環境ストレス・病害虫 |
| 枝先から枯れ始める | 根腐れ・病気・深刻なダメージ |
オリーブの葉が落ちたときの対処法
落葉の原因によって対処法は異なります。まずは原因を確認し、適切な方法で改善していきましょう。
水やりを見直す

オリーブの葉が落ちる原因は、水不足だけでなく、水のやりすぎによる根腐れの場合もあります。
まずは、鉢植えか地植えかによって、水やりの方法を見直してみましょう。
鉢植えの場合
鉢植えは土の量が限られているため、乾燥しやすく、水切れを起こしやすい環境です。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
一方で、土が常に湿った状態では根腐れの原因になるため、水の与えすぎにも注意が必要です。
地植えの場合
地植えのオリーブは、根が広く張るため、基本的には雨水だけで育つことが多く、日常的な水やりはほとんど必要ありません。
ただし、植え付け直後や、真夏に雨が少ない日が続く場合は、土の乾き具合を確認しながら水を与えると安心です。
日当たり・風通しを改善する

枝が混み合うと風通しや日当たりが悪くなります。
不要な枝を剪定し、周囲の庭木も含めて樹形を整えることで、生育環境の改善が期待できます。
病害虫を確認する

葉が落ちる原因として、病害虫が隠れていることもあります。
葉の裏や枝を確認し、
- カイガラムシが付いていないか
- ハダニによるクモの巣状の糸がないか
- 葉が食べられていないか
などをチェックしてみましょう。
被害が軽いうちは、害虫を取り除いたり、被害を受けた葉を取り除いたりすることで改善する場合もあります。
植え替えを検討する

鉢植えの場合は、根詰まりによって葉が落ちていることもあります。
鉢底から根が出ていたり、水が浸透しにくくなっていたりする場合は、植え替えのタイミングかもしれません。
一回り大きな鉢へ植え替え、新しい培養土を使用することで、根が伸びやすくなり、生育の改善が期待できます。
なお、植え替えはオリーブへの負担を抑えるためにも、春や秋など生育に適した時期に行うのがおすすめです。
剪定で改善するケースもある
オリーブの葉が落ちる原因によっては、剪定を行うことで改善が期待できる場合があります。
特に、枝が混み合って風通しや日当たりが悪くなっている場合は、不要な枝を整理することで生育環境が整いやすくなります。
ただし、水不足や根腐れなどが原因の場合は、剪定だけでは改善しないこともあるため、まずは落葉の原因を確認することが大切です。
- 枝が混み合っている
枝葉が密集すると風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。不要な枝を剪定すると、生育環境の改善につながります。 - 日当たりが悪い
周囲の庭木も含めて枝を整理すると、日当たりが改善し、葉付きや樹勢の回復が期待できます。 - 枯れ枝
枯れ枝は病害虫の発生や落枝の原因になります。見つけたら早めに取り除きましょう。
🌿 ワンポイント:自分で剪定できる場合もあります
オリーブは比較的丈夫な樹木で、混み合った細い枝や枯れ枝を整理する程度であれば、ご自身でも剪定しやすい樹木です。
ただし、高い場所まで成長している場合や、どの枝を残せば樹形がきれいに整うか判断が難しい場合は、安全面も考慮して専門業者へ相談するのも一つの方法です。
「自分で剪定するのは不安」「できるだけ自然な樹形を保ちたい」という場合は、無理をせずプロに任せることで安心して管理できます💡
自分で対応できるケース・業者へ相談した方がよいケース
落葉の原因によっては自分で対処できますが、症状によっては専門業者への相談がおすすめです。
自分で対応できるケース
次のような場合は、慌てずに様子を見ながら、ご自身で管理方法を見直してみましょう。
- 古い葉が少しずつ落ちている
- 落葉以外に目立った異常がない
- 水不足や水のやりすぎなど、原因に心当たりがある
- 手の届く範囲の軽い剪定で対応できる
- 鉢植えで置き場所や水やりを見直せる
まずは水やりや日当たりなどの管理を見直し、数週間様子を見ることで改善する場合もあります。
業者へ相談を検討した方がよいケース
次のような症状が見られる場合は、ご自身で原因を判断することが難しいため、専門業者へ相談することをおすすめします。
- 水やりや置き場所を見直しても落葉が改善しない
- 枝先や幹まで枯れ始めている
- 病害虫かどうか判断できない
- 樹高が高く、安全に剪定できない
- 原因が分からず、どのように対処すればよいか迷っている
原因を正しく見極めることで、オリーブに合った対処がしやすくなります。
施工事例のご紹介
オリーブ剪定/東京都世田谷区
毎年、定期的にオリーブのお手入れをご依頼いただいているお客様宅で剪定を行いました。
枝が伸びて混み合っていたため剪定を行い、ボリュームを整えました。風通しや日当たりも改善し、すっきりとした樹形に仕上がりました🌿
- 作業前-before-
- 作業後-after-
オリーブ剪定、花壇植え替え/埼玉県上尾市
オリーブの高さを下げ、その高さに合ったボリュームになるように剪定を行いました。
オリーブ下の植栽はお客様のお好みの雰囲気をお伺いして花植えを行いました。
- 作業前-before-
- 作業後-after-
- 作業前-before-
- 作業後-after-
まとめ
オリーブの葉が落ちる原因は、生理落葉から水やり、日当たり、病害虫までさまざまです。まずは葉や枝の状態を確認し、原因に合った対処を行いましょう。
症状が改善しない場合や剪定が難しい場合は、無理をせず専門業者へ相談することも大切です。
ニワナショナルでは、オリーブの剪定をはじめ、お庭全体の日当たりや風通しを考慮した管理・ご提案も行っています。お気軽にご相談ください。













