公開日

今回、新店舗づくりの一環として、店舗前にロックガーデン風・ドライガーデン風の植栽スペースを造りました。
ロックガーデンやドライガーデンは、「おしゃれだけど難しそう」「庭全体を変えるのは費用や準備が大変そう」と感じ、興味はあってもなかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お庭全体ではなく、玄関前やアプローチなどの省スペースでも取り入れやすいデザインを意識しました。ゴツゴツした印象になりすぎない、やわらかく親しみやすい雰囲気に仕上げることで、「これなら自宅でも挑戦してみたい」と思っていただける植栽を目指しています。
今回の植栽スペースは、施工スタッフから石の配置や植栽方法などのレクチャーを受けながら、事務所スタッフが「一般のご家庭でも取り入れやすいロックガーデン・ドライガーデン」をテーマにデザイン・施工しました。
本格的な施工事例というよりも、「こんな取り入れ方もあるんだ」と、お庭づくりのアイデアの一つとして参考にしていただけたら嬉しいです。
この記事では、施工に至った経緯やデザインのポイント、作業の様子をご紹介します。ロックガーデン・ドライガーデンづくりの参考になれば幸いです。
ドライガーデン・ロックガーデンづくりのご相談を承っております

なぜロックガーデン風・ドライガーデン風を作ろうと思ったのか
今回の植栽スペースは、店舗前をおしゃれに見せるだけでなく、「ロックガーデンやドライガーデンをもっと身近に感じてもらいたい」という思いから計画しました。
おしゃれだけどハードルが高いというイメージがある
近年人気のロックガーデンやドライガーデンですが、「おしゃれで憧れる」という声がある一方で、
- 費用が高そう
- 広いお庭でないと難しそう
- 石や植物の組み合わせが分からない
- 自分で挑戦するのは難しそう
と感じている方も少なくありません。
実際に、お庭全体の雰囲気を変えるとなると、デザインや植物選び、施工費用など、考えることも多く、なかなか最初の一歩を踏み出しにくいものです。
そこで、「ロックガーデンやドライガーデンをもっと身近に感じてもらいたい」という思いから、今回の植栽スペースを計画しました。
「まずは一角だけ」でも十分楽しめることを伝えたかった
ロックガーデンやドライガーデンは、お庭全体を変えなくても十分楽しめます。
例えば、玄関前やアプローチ横、門柱まわり、駐車場の一角など、限られたスペースでも石や植物を組み合わせることで、お庭の印象は大きく変わります。
今回の植栽スペースも、「これくらいの広さなら取り入れられそう」と感じていただけるよう、ご家庭でもイメージしやすいサイズ感と、やわらかい雰囲気のデザインを意識しました。
「いつか挑戦してみたい」と思っていた方が、まずは小さなスペースから始めるきっかけになれば嬉しいです。
今回目指したデザイン

ロックガーデンやドライガーデンにはさまざまなスタイルがあります。
今回は、「初めてでも取り入れやすいデザイン」と「おしゃれさとお手入れのしやすさを両立したお庭」をテーマにしました。
施工スタッフから石の配置や植栽方法などのアドバイスを受けながら、事務所スタッフが一般のご家庭でもイメージしやすい植栽を考えています。
「ロックガーデンに挑戦してみたいけれど、何から始めればいいか分からない」という方にも、参考にしていただけるような植栽を目指しました。
ゴツゴツしすぎない、柔らかいロックガーデン
ロックガーデンというと、大きな岩や個性的な植物を組み合わせた、ワイルドな印象を思い浮かべる方も多いかもしれません。
今回は、その魅力は残しつつも、住宅や店舗にも自然になじむ、やわらかい雰囲気を意識しました。
植物も、ロックガーデンらしい雰囲気を演出できるものを選びながら、比較的身近で取り入れやすく、一般のご家庭にもなじみやすい種類を中心に植栽しています。
「特別な庭」ではなく、「自宅でも挑戦できそう」と感じていただけるような植栽を目指しました。
石選びにもこだわり、ドライガーデンらしさを演出
ドライガーデンやロックガーデンでは、植物だけでなく石も重要なデザイン要素です。
当社ではさまざまな種類の石を取り扱っているため、石の色や形、大きさの組み合わせを考えながら、全体の雰囲気をデザインしました。
同じ植物を使っていても、石が変わるだけで印象は大きく変わります。
植物と石のバランスを見ながら配置することで、ドライガーデンらしい立体感や奥行きを表現しています。
ドライガーデン・ロックガーデンづくりの様子
ここからは、実際の作業の流れをご紹介します。
一見シンプルに見えるロックガーデン・ドライガーデンですが、石や植物を置くだけでは理想の雰囲気にはなりません。全体のバランスや見え方を確認しながら、一つひとつ丁寧に仕上げていきました。
施工前
こちらが施工前の様子です。

作業前
施工前は、地面が砂利と固く締まった土で覆われている状態でした。
このままでは植物を植えられないため、まずは砂利を取り除き、固く締まった土を掘り起こして植栽に適した状態へ整えるところからスタートしました。
見た目以上に土が固く、掘り起こすだけでもひと苦労。施工スタッフが一つひとつ丁寧に作業を進め、植物がしっかり育つ環境を整えてくれました💡

作業がしやすいように固い地面を掘り起こしました。
整地、防草シート張り
次に、地面を平らにならして整地し、防草シートを施工しました。
- 整地後
- ガラ・砂利
完成後は見えなくなる部分ですが、植栽を長く楽しむためには欠かせない大切な工程です。
地面を整地する過程でもこんなにもが石やガラが出て来ました。
今回のロックガーデン・ドライガーデンでは、デザインだけでなく、お手入れのしやすさも重視しています。
石を敷く前に防草シートを施工することで雑草が生えにくくなり、日頃のお手入れの負担を軽減できます。

防草シート張り
完成後の見た目だけでなく、その後の管理のしやすさまで考えながら施工を進めました。
石と植物を配置
土壌づくりが完了したら、石と植物を配置していきます。
ロックガーデン・ドライガーデンでは、石の配置が全体の印象を大きく左右します。石の大きさや向き、高さを調整しながら、自然な景観になるよう一つひとつ丁寧に配置しました。
石の配置が決まった後は、植物を仮置きし、全体のバランスを確認します。
植物は種類だけでなく、高さや葉の形、色合いによっても印象が変わるため、配置を少しずつ調整しながら、一番美しく見える組み合わせを考えていきました。
石と植物がお互いの魅力を引き立て合い、限られたスペースでも立体感や奥行きを感じられるよう、全体のバランスを意識しながら仕上げています。
ポイント
今回は、「気軽に取り入れられるロックガーデン・ドライガーデン」をテーマにしているため、植物は鉢植えのまま配置しました🌿
鉢植えにすることで、土壌の状態に左右されず、お好みの植物を選びやすいのが特徴です。また、植物の入れ替えや配置変更もしやすく、季節や好みに合わせて楽しめます。
鉢が目立ちすぎないよう、周囲に石を組み合わせて全体に自然になじむよう工夫しています。
完成
- ロックガーデン
- ドライガーデン
植栽が完成すると、作業前とは印象が大きく変わり、ロックガーデン・ドライガーデンらしい空間に仕上がりました。
限られたスペースでも石や植物の組み合わせ次第で、存在感のある植栽を楽しむことができます。
植物や石の組み合わせなど細かな部分も工夫して作業を行いました♪
ポイント:石の色や形
ロックガーデン・ドライガーデンでは、植物だけでなく石の色や形も、空間の印象を左右する大切なポイントです。
ロックガーデン風には、グレー系の割採石を使用しました。
ゴツゴツとした自然な風合いを活かしながらも、落ち着いた色味のため、住宅にもなじみやすい雰囲気に仕上がっています。また、大きさの異なる割採石を組み合わせることで、高低差が生まれ、立体感のある植栽になりました。
一方、ドライガーデン風には、赤やオレンジ系の石を使用しています。
温かみのある色合いが特徴で、少し南国らしさを感じる明るい雰囲気を演出してくれます。同じ植物でも、石の色や形が変わるだけで空間の印象は大きく変わるため、全体のバランスを見ながらデザインしました。
ニワナショナルは石の種類を豊富に取り揃えています!
🔗 取り扱っている砂利の種類をご覧になりたい方はコチラ>>
ポイント:植物の種類
ロックガーデン・ドライガーデンでは、植物選びも空間の雰囲気を左右する大切なポイントです。
ドライガーデン風では、アガベやサボテンなどの雰囲気を取り入れながらも、ご家庭でも取り入れやすい植物を中心に選びました。
ドライガーデンで人気の植物の中には高価なものもありますが、今回は雰囲気を損なうことなく、比較的取り入れやすい種類を使用しています。
また、アガベは葉先や葉の縁が鋭く、品種によっては触れるとケガをする恐れがあります。
今回使用した品種は葉が比較的やわらかく、お子様やペットがいるご家庭でも取り入れやすいものを選びました。
一方、ロックガーデン風には、ナチュラルな雰囲気の植物を中心に植栽しています。
石との相性はもちろん、住宅や玄関まわりにもなじみやすい植物を組み合わせることで、ロックガーデンらしさを感じながらも、やさしく親しみやすい印象に仕上げました。
「特別な植物を使わないとロックガーデン・ドライガーデンはできない」ということではなく、身近な植物でも組み合わせ次第で十分に雰囲気を楽しむことができます。
植えた植物をご紹介
今回の植栽では、ロックガーデン・ドライガーデンらしい雰囲気を演出しながらも、ご家庭でも取り入れやすい植物を中心に選びました。
植物の形や葉色、高さのバランスを考えながら組み合わせることで、それぞれの魅力が引き立つ植栽を目指しています。
今回植えた植物はこちらです🌿
【ロックガーデン】
- ローズマリー
- カレックス
- ロフォミルタス
- ク―ペリー
- セネシオ・エンジェルウィングス
- ライスフラワー
- ドラゴンズブラッド
- ラベンダー
【ドライガーデン】
- アガベ
- サボテン
- カンガルーポウ
- ドドナエア・プルプレア
- カンガルーポー
ロックガーデン風はこんな場所にもおすすめ
ロックガーデンやドライガーデンは、広いお庭がないとできないと思われがちですが、実はちょっとしたスペースでも十分に楽しめます。
石や植物の組み合わせ次第で、限られたスペースでも印象を大きく変えることができます。
- 玄関前:お客様を迎える空間を、おしゃれで印象的な雰囲気に。
- アプローチや駐車場横:空いているスペースを活かし、アクセントのある植栽に。
- 既存の花壇:植え替えるだけで、今までとは違った雰囲気を楽しめます。
- 店舗前や事務所前:建物の印象づくりや、アイキャッチとしてもおすすめです。
- 小さなお庭の一角:お庭全体を変えなくても、気軽にロックガーデン・ドライガーデンの雰囲気を取り入れられます。
- 作業後-after-
- 植栽周りに大きな石
「いきなりお庭全体をリフォームするのはハードルが高い」という方でも、まずは一角から始めることで、気軽にロックガーデン・ドライガーデンの魅力を楽しむことができます。
今回の植栽スペースも、「これくらいの広さなら取り入れられそう」と感じていただけるサイズ感を意識していますので、お庭づくりの参考になれば幸いです。
実際にご覧いただけます

写真だけでは伝わりにくい石の大きさや植物の質感、全体のバランスなどは、実際に見ることでよりイメージしやすくなります。
今回ご紹介したロックガーデン風・ドライガーデン風の植栽スペースは、店舗前に展示しています。
「どのくらいの広さでできるの?」「石と植物はどんな組み合わせがいいの?」といった、お庭づくりの参考としてもご覧いただけます。
ロックガーデンやドライガーデンをご検討中の方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
まとめ
今回は、新店舗づくりの一環として施工したロックガーデン風・ドライガーデン風の植栽スペースをご紹介しました。
ロックガーデンやドライガーデンは、お庭全体を大きく変えなくても、玄関前や花壇、アプローチなどの小さなスペースから気軽に取り入れることができます。
今回の植栽も、「挑戦してみたいけれど、何から始めればいいか分からない」という方にも参考になるよう、身近な植物や取り入れやすいデザインを意識しました。
今回ご紹介した植栽は、「こんな取り入れ方もあるんだ」と感じていただけるようなモデルガーデンとして制作しました。
ロックガーデンやドライガーデンにはさまざまなスタイルがあり、お庭の広さや建物の雰囲気、ご希望に合わせてデザインは変わります。
「もっと本格的な雰囲気にしたい」「ナチュラルな印象にしたい」など、ご要望に合わせたご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。
店舗前では実際の植栽をご覧いただけますので、ぜひ石や植物の組み合わせ、サイズ感なども参考にしていただければ幸いです。
皆さまのお庭づくりのヒントになれば嬉しく思います🍀
















