駐車場に小さすぎる砂利はNG?サイズ選びでよくある失敗と対策
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「見た目で選んだ砂利が、雨で沈んでタイヤにくっついて大変だった…」そんな経験、ありませんか?
実は、駐車場に合う砂利サイズには、ちゃんとした“選び方のコツ”があります💡
この記事では、砂利サイズの「5号・6号・7号」などの違いをわかりやすく比較しながら、失敗しないサイズの選び方を紹介します。
見た目よりも機能性が大事な駐車場用砂利、迷っている方はぜひチェックしてみてください🧐
駐車場に向く砂利サイズは?小粒がNGな理由
沈む・飛び散る・くっつく|よくある3つの失敗
駐車場に小さすぎる砂利を使うと、次のようなトラブルが起きやすくなります。
1. 沈んでしまう
小粒の砂利は車の重みに耐えきれず、徐々に地面に沈んでしまいます。
踏み固められると水はけが悪くなり、ぬかるみの原因にも繋がります。
2. 飛び散る
粒が軽いため、車が通るたびにタイヤで巻き上げられて周囲に飛び散ります。
掃除が大変になるだけでなく、隣家への飛散トラブルにも繋がる可能性があります!
3. タイヤや靴裏にくっつく
細かい粒はタイヤの溝や靴底に挟まりやすく、家の中など駐車場外へ砂利が持ち込まれてしまうことも。
玄関まわりが汚れやすくなり、ストレスの原因になります。
粒が小さいと安定しないワケ
砂利が小さいほど、粒同士の摩擦が少なく、粒同士がずれやすいため、車が乗り入れるときに地盤が不安定になります。
駐車場におすすめの砂利サイズと選び方
駐車場で使用される「砂利」「砕石」とは
駐車場に使用される石材には、主に「砕石」と「砂利」の2種類があります。
砕石は人工的に岩石を砕いたもので、角があり噛み合いやすく安定性に優れているのが特徴です。
一方、砂利は川や海、山から採れる自然石で、丸みがあり見た目が柔らかく歩きやすい反面、やや動きやすい傾向があります。
駐車場に使う場合は、車の重みに耐えやすく動きにくい砕石のほうが適しているケースが多いですがそれぞれにメリット・デメリットがあるのでより好みに合ったものを選びましょう💡
砂利
砂利はサイズ・色・形・機能面など、バリエーションがとても豊富で幅広いのデザインから選ぶことが出来ます!
砂利を使うなら粒径が20mm以上あるものを選ぶのが安心です。
砕石~5号・6号・7号の違いと目安~
砕石は、粒の大きさによって「号数」で分類されています。
この号数は、数字が小さいほど粒が大きくなる仕組みで、一般的に駐車場で使用される砕石は5号~6号が目安とされています。
- 5号:車の出入りが多い場所や大型車向き。重みで沈みにくい。
- 6号:一般的な乗用車に最適。見た目と機能性のバランス◎
- 7号:軽自動車向けや歩行スペースに。やや沈みやすいので注意。
車重・使用頻度・敷き厚で決めるのがコツ
① 車の重さ(車重)
軽自動車やコンパクトカーなら6号〜7号でもOK👌SUVやミニバン、大型車は5号が安定して沈みにくい。
② 使用頻度(出入りの回数)
毎日出入りするなら、粒がしっかりしたサイズがおすすめ!
③ 敷く厚み(砂利の深さ)
薄く敷くなら粒が大きいほうが沈みにくい。厚め(5〜7cm以上)に敷けるなら、6号程度でも十分な耐久性を確保できる。
まとめ|見た目よりも「使いやすさ重視」で選ぼう
駐車場に敷く砂利は、見た目よりも機能性と使いやすさを重視して選ぶことが大切です。
粒が小さすぎると、沈んだり飛び散ったり、タイヤにくっついたりとトラブルのもとになります。
おすすめは、5号~6号(約13〜25mm)程度の砕石。
このサイズなら車の重みにも耐えやすく、長持ちしやすいので、メンテナンスの手間も減らせます。
デザイン性を重視したい場合は砂利でもOKですが、20mm以上のサイズを選びましょう。
素材やサイズ選びに迷ったら、「車重」「使用頻度」「敷き厚」の3点を基準に判断すると失敗しにくくなります。
見た目だけで選ばず、長く快適に使える砂利を選ぶことが、後悔しない駐車場づくりのコツです。