クリスマススイーツで旅行気分
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海外の文化を知ると、異なる体験ができて楽しいと思う方も少なくないのではないでしょうか🤔?
…でも海外旅行に行く時間はない😭
という方に向けて、今回は時期的にもぴったりな海外のクリスマススイーツをご紹介します。お家でスイーツを食べながら、海外旅行気分を味わってみませんか🤤?
シュトレン(ドイツ)
近年日本でもよく見かけるようになってきましたが、クリスマススイーツの代表はドイツの伝統菓子「シュトレン」ではないでしょうか?
シュトレンは、レーズンなどのドライフルーツ、ナッツ、マジパンなどが生地に練り込まれた菓子パンです。表面には粉砂糖がたっぷりとまぶされており、「毛布にくるまれた生まれたばかりのイエス・キリストをイメージ」しているともいわれています。
個人的な感想としては、フルーツケーキに近い感じです。
シュトレンは日持ちするので、クリスマス前の「アドヴェント期間」に毎日少しずつ切って食べるのが習わしとされています。1ヶ月程度かけて味の変化を楽しみながらいただくのもシュトレンならではの食べ方かもしれません🍽️
お店によって味が異なるのでお気に入りのものを探すのも楽しいかもしれませんね😊ドライフルーツがお好きな方にはぜひ一度試していただきたいスイーツです。(コンビニでも買えるかもしれません✨)
パネトーネ(イタリア)
「パネトーネ」はイタリア・ミラノ発祥の伝統菓子といわれており、大きく膨らんだドーム型のパン菓子です。
パネトーネは「パネトーネ種」と呼ばれる天然酵母を使って作られるのですが、その扱いは難しく、パネトーネを作る工程も「発酵→生地を休ませる→発酵→生地を休ませる…」と大変手間がかかるので、イタリアでもお店で購入する人が多いそうです。レーズン・オレンジピールなどのドライフルーツが練り込まれたものが伝統的なパネトーネですが、最近では味のバリエーションも増加中!
(個人的には今年はパネトーネを食べてみたいのですが、割といいお値段がします。しかし、手間暇かけて作られているので仕方がないかもしれませんね)
クリスマスプディング(イギリス)
イギリスの伝統的なクリスマススイーツが「クリスマスプディング」です。ラム酒が効いて少し大人向け?かもしれません🍷プディングといっても私たちがよく知るプリンではなく、小麦粉・パン粉・卵・砂糖などに洋酒に付けたドライフルーツやスパイスを加えて蒸し上げたスイーツです。
クリスマスの4週間前の日曜日に家族全員でクリスマスプディングを作り、家族が交代で混ぜながら、願いことをするのが風習です。出来上がったクリスマスプディングは12月25日まで熟成させて、クリスマス当日に温め直して食べます。
クグロフ(オーストリア)
オーストリアのクリスマス菓子は「クグロフ」です。クグロフは、あの有名なマリー・アントワネットがオーストリアから嫁入りした際にフランスに持ち込んだともいわれています👑王冠のクグロフ型で焼いたものは全てクグロフと呼べるようで、パウンドケーキに近いものからパンのようなものまで、フランス、スイス、ドイツ、オーストリアの各地で様々な種類があります。
パブロバ(オーストラリア・ニュージーランド)
ここまでヨーロッパのスイーツをご紹介してきましたが、夏にクリスマスを迎える南半球のスイーツをご紹介します。
「パブロバ」はメレンゲをオーブンで焼いて、生クリームと季節のフルーツをトッピングした伝統菓子。甘そう…と思われるかもしれませんが、甘いメレンゲと、あっさりした生クリームと果物の酸味のバランスがよく、クセになるケーキです。
オーストラリアとニュージーランドそれぞれが発祥地と主張していますが、両国で古くからパブロバが愛されてきたことは紛れもない事実です。
まとめ
クリスマススイーツを通じて海外文化を体験しようということで、各国のスイーツをご紹介してきました🎂
今回ご紹介したのはほんの一部なので、興味のある方はぜひ他のクリスマススイーツも調べてみてくださいね。
最近では日本でも海外のクリスマススイーツを購入できるお菓子屋さん、パン屋さんが増えてきています。もし見つけたら異文化体験のために試してみてはいかがでしょうか🎄?