第三の居場所「サードプレイス」で心も体もリフレッシュする方法
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あなたの日常は、家と職場を往復するだけの毎日ですか?
心を落ち着けたり、元気がもらえる「行きつけの場所」はありますか?
1982年にアメリカの2人の社会学者によって定義された第三の場所=サードプレイスとは、自宅(第一の場所)と職場(第二の場所)以外の、他の人と集まり交流できる公共の場所のことを言います。
仕事と家庭以外の場所で、気軽にリラックスやコミュニケーションを楽しめる空間のことで、例えば、カフェや図書館、公園、または趣味の集まりなどがその一例です。
サードプレイスがもたらす心の健康効果
サードプレイスを持つことは、現代社会の私たちにとって心身の健康や幸福感に大きな影響を与えるとされています。
例えば、知らない人との交流や新たな人間関係を築く機会を増やすことは、孤独感の解消や自己肯定感の向上に繋がります。
友人や知り合い、同じ趣味や価値観を共有する人との交流は、新たな刺激や学びを得られます。
他者との関わりを持つと、気持ちが支えられ、ドーパミンやセロトニンといった幸福ホルモンが分泌されます。
あるいはあなた1人の場合でも、周りに人がいる環境にいるだけで安心したりすることができます。
誰かと交流をするにしろ1人の時間を過ごすにしろ、サードプレイスでの経験は自己理解や自信を深め、自己成長を促進します。
サードプレイスがもたらすもう1つの家のような安心感は、長期的にストレスや不安の軽減に繋がり、健康的な生活を支えてくれるのです。
自分に合ったサードプレイスを見つける方法
人それぞれ、好む場所や空間の雰囲気は異なります。
活気ある場で交流を楽しむ人もいれば、静かで落ち着いた場所に安らぎを感じる人もいるでしょう。
アドバイスは、心が休まるような場所を見つけること。
外向的な人には、カフェやジム、内向的な人には図書館や公園がよいでしょう。
大切なのは、リラックスし自分らしく過ごせる、自宅や職場以外の場所を探すことです。
サードプレイスを日常生活に取り入れるための一歩
新しい場所に足を踏み入れるのは、時に勇気がいるかもしれません。
特に、内向的な性格や緊張しやすい性格の人にとってはハードルが高いですよね。
サードプレイスは必ずしも交流する場に限りません。
図書館でもいいでしょうし、カフェで1人お茶をする…なんていうのもいいと思います。
他者がいる環境にいるだけでも、心が安らぐこともあります。
おわりに
私は普段インドア派なんですが、家にばかりいると、時々気持ちが煮詰まってくることがあります。
そんな時は、ふらりと近所のカフェに出かけます。
テラス席でカフェラテを飲みながら、空を見上げたり、行き交う車や人々を眺めたり…。
そうしていくうちに、煮詰まっていた頭の中がリフレッシュされて、仕事のアイデアやプライベートな考え事を整理できるんですよね。
近くの席の人たちのお喋りや、テキパキと仕事をしている店員さんたちを横目に、1人ボーっとしているわけですが😅、でもそういった喧騒に囲まれているだけでリラックスできるし、「私も頑張ろう!」と元気をもらえます。
私にとってのサードプレイスは、近所のカフェなんですね☕
人はそもそも社会的な生き物であり、コミュニティで生き、他者とのつながりを求める本能があると言われています。
SNSやチャットサイトで友達と会話したり、新しい出会いを見つけたり、デジタルな繋がりもある意味サードプレイスかもしれません。
でも、リアルな場でこそ得られる充実感や安らぎ、楽しさがあるのも事実です。
これらの場所を日常生活に取り入れることで、仕事や家庭のプレッシャーから離れ、日々のストレスを和らげてホッと一息つける時間を確保してみましょう。
これから年末に向けて、日常はますます忙しくなりますが、少しの時間を見つけあなたにぴったりなサードプレイスを見つけてみませんか😉