芝生の基本お手入れポイント
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芝生を元気に育てるためには、ちょっとした工夫やケアが必要です。手入れの基本ポイントを押さえて、キレイな芝生を手に入れましょう🥰
この記事では、芝生を健康でキレイに保つための基本的な手入れ方法を紹介します。
刈り込みと雑草対策
芝生を整えるためには、適切な刈り込みと雑草対策が重要です。草丈を管理し、雑草の侵入を防ぐことで、芝生の美しさを保ちましょう。
刈り込みの高さ
芝生を健康に保つためには、適切な高さでの刈り込みが必要です。長すぎると根が弱くなり、短すぎると芝生が弱くなる可能性がありますので注意が必要です。適切な高さは、芝の種類や地域の気候条件、設置場所に応じて異なります。
以下では、芝生の種類と設置場所別に一般的な目安を記載します。
<刈り込みの高さの目安>
✅スポーツ用グラウンド・ゴルフ場などの芝生
スポーツ用グラウンドやゴルフ場の場合は、高い耐摩耗性や耐病性を求められるため、刈り込みの高さをやや高めの(例)約3.8〜5cmに設定することがあります。
✅一般家庭の芝生
一般家庭に敷く芝生の場合は、通常の刈り込みの高さは(例)約2.5〜3.8cmです。
✅芝生の種類:暖地型芝(ウォームシーズン)
暖地型芝(ウォームシーズン)は、25度以上の状態を好み暑さに強い芝生です。通常、低く刈り込まれる傾向があり、一般的な刈り込みの高さは、(例)約1.3〜2.5cmです。
✅芝生の種類:寒地型芝(クールシーズン)
寒地型芝(クールシーズン)は、15~25度程度の涼しい気候を好む芝生です。ウォームシーズンの芝生よりもやや高めに刈り込まれ、一般的な刈り込みの高さは、約2.5〜3.8cmです。
刈り込みの頻度
芝生をきれいに保つためには、定期的な刈り込みが重要です。成長の早い季節では週に1回の刈り込みが必要な場合もあります。草丈が長くなりすぎないように、頻繁に刈り込みましょう。
雑草対策
キレイな芝生を保つには、定期的な雑草取りが必要です。雑草が見つかったら、手で引き抜くか、必要に応じて除草剤を使用しましょう。こまめに、雑草取りをすることで芝生の密度が高くなり、雑草の侵入を防ぎます。
肥料と栄養の与え方
芝生を美しく育てるためには、適切な栄養補給が欠かせません。肥料を与えることで、芝生は栄養を吸収し、元気に成長します。
肥料を選ぶときは、芝生の種類や季節に合ったものを選びましょう。春や秋には、成長を促進する肥料が適しています。肥料のパッケージに書かれた指示に従って、正確な量を使うことも大切です。
肥料を施すタイミングも重要です。春や秋が一般的な施肥の時期ですが、夏は暑さに強い肥料を使います。また、施肥後には十分な水やりをして、栄養が芝生の根に行き渡るようにしましょう。
季節ごとに芝生の栄養状態が変わるので、春には成長を促し、夏には耐熱性を高める肥料を使います。秋には根の強化をサポートし、冬に備えます。
肥料の与え方を理解し、計画的な栄養補給を行うことで、芝生はいつも元気で美しい状態を保つことができます。
水やりのコツと水の使い方
芝生を健康的に育てるために、適切な水やりが欠かせません。水の使い方や水やりのコツを理解することで、芝生を元気に保つことができます。
水やりのタイミングは、朝早くや夕方が最適です。これらの時間帯に水やりをすると、水が蒸発しにくく、芝生がより効果的に水を吸収することができます。また、風が弱い日を選びましょう。
水やりの頻度は、地域の気候や降水量、芝生の種類によって異なります。一般的には、週に1〜2回程度の水やりが推奨されますが、乾燥した気候や高温の日にはより頻繁に水やりを行う必要があります。
水やりの際には、芝生全体に均等に水をまきます。水をたっぷりと与え、根が深く伸びるようにします。ただし、過剰な水やりは根腐れや病気の原因になるので注意が必要です。
水やりの量を計測するために、雨量計や容器を使用することも役立ちます。芝生に必要な水量を把握し、適切に水やりを行いましょう。
最後に、地面が湿っているかどうかを確認するために、指を地面に差し込む簡単なテストを行いましょう。湿っている場合は、水やりを控え、乾いている場合は水を与えます。
適切な水やりのコツを理解し、計画的に水を与えることで、芝生は健康的で美しい状態を保つことができます。
害虫や病気からの守り方
芝生を害虫や病気から守るための作業内容は以下の通りです。
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定期的な点検と手入れ: 芝生を定期的に点検し、害虫や病気の兆候をチェックします。異常な兆候を見逃さず、早期発見に努めます。
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適切な手入れと水やり: 芝生に必要な手入れや水やりを行います。健康な芝生は害虫や病気に強く、適切な手入れが重要です。
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通気性の確保: 芝生を密集させず、通気性を確保します。密集した芝生は害虫や病気の温床となりやすいため、適切な間隔を保ちます。
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防除措置の実施: 必要に応じて、害虫や病気に対する防除措置を行います。生物農薬や有機的な方法を活用し、環境に配慮した防除を心掛けます。
季節の変わり目に合わせた手入れ
芝生の手入れは季節によって異なりますが、特に季節の変わり目には注意が必要です。季節の変わり目には、芝生が新しい成長サイクルに適応するために、適切な手入れが重要です。
春から夏に移る時期には、芝生の成長が活発化し、雑草や害虫の発生も増えます。この時期には、芝生の刈り込みを頻繁に行い、施肥や水やりを適切に行います。また、害虫や病気の早期発見にも注意を払い、必要に応じて防除措置を取ります。
夏から秋に移る時期には、気温や湿度が変化し、芝生の成長も落ち着いてきます。この時期には、芝生に適した肥料を施し、十分な水やりを行い、芝生を健康な状態に保ちます。また、秋に向けての準備として、根の強化や耐寒性の向上を目指します。
秋から冬に移る時期には、芝生の成長が停止し、寒さに対する準備が必要です。この時期には、落ち葉や枯れ草を除去し、芝生の通気性を確保します。また、冬に備えて芝生に必要な栄養を与え、強靭な状態にしておきます。
季節の変わり目には、芝生が新しい環境に適応するための手入れが重要です。適切な手入れを行い、芝生を健康で美しい状態に保ちましょう。
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