黒星病とは(くろほしびょう)
公開日 2016/12/24
更新日
薔薇(バラ)の2大病気について
前回はもう1つの病気ついてご説明しました
[うどんこ病とは]
今回は、
黒星病(くろほしびょう)
聞いたことありますでしょうか?
バラを育てたことがある方や、植物に詳しい方は知っているかと思います。
なんとなく聞いたことはあるけど、いまいちはっきりと理解していない・・
そんな方へ向けて分かりやすく簡単にご説明してみたいと思います。
黒星病の別名は黒点病
黒星病なのか、黒点病なのか、どっちがどうなのかわからなくなりがちですが、同じ病気です。
黒星病の症状
バラの葉っぱに黒い病斑が出ていたことありませんか?
あれが黒星病の初期症状です。
黒星病になる原因
原因は"雨"です。
雨に当たると胞子が広がり、感染していきます。
黒星病の対策
4月~11月まで(20~25℃程度)の時期に多発します、
なので3月ころから対策を施しておきましょう。
※一度感染するとその後の殺菌がとても大変なので"予防"が最も大切です
雨での感染を予防する
雨が土に当たり跳ね返った水滴がバラに付着すると、そこからどんどん感染していきます。
なので、土に雨が当たっても水滴が跳ねないように工夫しましょう。(マルチングや土から離して置くなど)
予防できなかった、発症してしまった場合
予防する暇が無かったり、うっかりしてしまった場合の対処方法をご紹介します、これでもう安心です。
葉を取り除く
感染してしまった葉をすべて取り除きましょう。
土に落ちた葉からも広がりますので取り除きます。
殺菌消毒
病気が広がらないように3日に1回消毒散布をします。
翌年に繰り越さない
病原菌が残っていると翌年も発症しますので、その年のうちに殺菌しておきましょう。
薬剤の種類
サブロール乳剤・その他市販の黒星病用の薬剤
黒星病に弱いバラ品種
黒星病に弱いと言われているバラの品種もありますので、病気が面倒な方や、黒星病になりやすいバラをお持ちの方は参考にしてみてください
- ランドラ
- プリンス・メイアンディナ
- ダイナマイト
- ソニア
- サマー・サンシャイン
- などなど