1. 庭のお手入れ 埼玉・東京
  2. お庭の日々
  3. 【紅茶とコーヒーでエコガーデニング】飲み終わったあとが本番!?家庭でできる簡単な土壌改良法

お庭の日々

【紅茶とコーヒーでエコガーデニング】飲み終わったあとが本番!?家庭でできる簡単な土壌改良法

公開日

紅茶を飲んだ後、使い終えたティーバッグを捨てるのがなんだかもったいない…と思うのは私だけでしょうか😅

さすが紅茶の国!イギリス流・ティーバッグの再利用法

イギリスのニュースサイト「Express」にて、ちょっとユニークなガーデニングの話題が紹介されています。それが、使い終わった紅茶のティーバッグを、庭の植物の肥料として使うというアイディア!

さすが紅茶の国イギリスらしいですね✨

紅茶とティーバッグ

実は、ティーバッグの中身である茶葉にはカリウムやリンなどの栄養素が含まれており、それが植物の生育を助けてくれるんだそう。

🌱 使い方

・ティーバッグを乾燥させたあと、袋を破って茶葉だけを土に混ぜる。

・コンポストの材料として加える。

・観葉植物や鉢植えの表面に、少量まいてみる。

ティーバッグを破いてコンポストへ

🌸 相性が良い植物

茶葉に含まれるタンニン酸は土壌のpHを下げ、酸性度を上げる可能性があり、すべての植物が茶葉を好むわけではありません。ツツジやベゴニア、カメリア、水仙、青いアジサイ、ポインセチア、シャクナゲ、バラ、ゴムの木、トマトなど野菜におススメです。

⚠️ 注意

ティーバッグにはビニール製の袋やラベル、ラベルと糸を接着する接着剤やステープラ(ホチキス)の針がついていることがあります。それらは地中で分解されず、堆肥化することができないため、袋を破いて中身の茶葉だけ使用しましょう。

☕コーヒーかすも肥料になる?

ここでふと疑問がわきます。

紅茶がOKなら、コーヒーかすもいけるのでは…?🤔

ここで言う「コーヒーかす」とは、ドリップタイプのドリップバッグ、コーヒーマシーンやバリスタマシーンで抽出し終えたコーヒーかすのことをさします。

コーヒーを淹れる

ズバリ、コーヒーかすも使い方さえ間違えなければ、立派な肥料になります!

✅ コーヒーかすの土壌効果

コーヒーかすは有機物で、以下のような嬉しい効果があります。

・窒素分が含まれている → 植物の葉の成長に役立つ

・土壌の微生物を活性化する → 健康な土に

・物理的に土をふかふかにする → 保水性や通気性アップ

・ナメクジなどの害虫よけにもなる → 香りが嫌われがち!

🌸 植物との相性

コーヒーかすもまた、土壌のpH値を下げ、酸性度を高めます。バラ、ツツジ、クチナシ、ユリ、ヒイラギなどは酸性を好みます。

⚠️ 使うときに気をつけたいポイント

・そのまま土に大量にまくのはNG!カビが生える原因に。

・乾燥させてから使うのが基本。天日干しでサラサラにするのが理想。

・土壌が酸性に偏ることがあるため、酸性を嫌う植物(例:ラベンダーやローズマリー)には注意。

・トマトやシャクナゲは、葉の先がコーヒーかすに触れると茶色く変色することがあるので注意。

・カフェインの残留により苗の発芽率が低下する可能性が。種をまいたばかりの場所では使用しない。

🌼 実際にどう使うのがベスト?

① コンポストに混ぜる
生ごみや落ち葉と一緒にコンポストに混ぜることで、バランスのよい堆肥ができます。微生物の活動が活発になって、分解が早くなりますよ。

② 鉢植えの表土にごく少量まく
乾燥させたコーヒーかすを、ほんの少しだけ撒いて混ぜ込む。

③ 液体肥料として使う
乾燥したコーヒーかすを一晩水に浸けて、茶色くなった水を植物に与える。やさしい肥料になります。(ただし週1回以下が目安)

♻️紅茶派もコーヒー派も、今日から「飲んだあと」が本番?

普段何気なく捨ててしまっているティーバッグやコーヒーかすが、実は植物たちのごちそうになってくれるなんて、なんだか得した気分になりますね🍀

イギリスの紅茶文化から学びつつ、日本の暮らしにも取り入れられるエコガーデニング。さっそく実践してみませんか?

地球にやさしく、植物にもやさしく、そしてちょっとお財布にもやさしく😅
あなたのお庭やベランダも、今日からもっと素敵な空間になるかもしれません。

お値引き写真で概算見積もり

ご覧いただきありがとうございます!
お写真をお送り頂いた方には、お見積り金額よりお値引きをさせて頂いております。

お問い合わせ

お問い合わせ

メインサービス一覧へ

このページの先頭へ

お庭のお手入れ専門店 埼玉 東京 関東
line
メニュー