初心者ガイド!天然芝と人工芝の違い
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お庭に芝を敷くと見た目が美しくなり、リラックスできる空間ができあがります。
ただ芝といっても、天然芝と人工芝があり、どちらにすればいいか悩む方も少なくありません。
今回は、天然芝と人工芝それぞれの特徴と、選ぶ時のポイントについて解説していきます。
天然芝とは??
天然芝の種類
- 日本芝:
高温多湿に強く、冬は葉が枯れて茶色になる - 西洋芝:
冬でも枯れないが、夏にトラブルが起こる場合も。
メリット
四季を感じられる
天然芝は冬になると葉は枯れてしまいますが、見方を変えると四季を感じられるということ。春に新芽が出て、夏から秋に緑の葉を茂らし、冬になると枯れるというサイクルです。
こまめな手入れで長持ちする
天然芝はしっかりメンテナンスを行えば、何十年も長持ちします。日々の手入れをする必要はありますが、植え替えなど大掛かりな手間がかかることはほとんどありません。
表面温度が上がりにくい
天然芝は植物なので、葉から水分が蒸発します。そのため、芝表面の温度は人工芝よりも上がりにくい特徴があります。
デメリット
手間がかかる
こまめに手入れをすれば長持ちしますが、日々の水やり、芝刈り、雑草対策などやることがたくさんあるため、手間と時間がかかります。
枯れることもある
敷地の環境によって、天然芝が育たなかったり、枯れたりするリスクがあります。
人工芝とは??
天然の芝生を模倣した人工の芝。ナイロン・ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂からできています。屋外で使用することを想定して、水、熱、紫外線に強い素材が使われています。
メリット
敷く場所を選ばない
人工芝は日光が当たらなくてもOK!日当たりが悪い場所でも設置できます。また根を張る必要がないので、ベランダなど様々な場所で使えます。
枯れない
合成樹脂でできている人工芝は、枯れたり色あせたりすることはなく、1年を通して緑を楽しむことができます。
メンテナンスが楽
人工芝は水やりなど日々のメンテナンスはほぼ不要。雑草も生えにくく、虫が発生しにくいことも特徴です。時々軽く掃除するだけで綺麗な状態を保てます。
色々な種類がある
人工芝は、芝の長さや硬さの種類が豊富にそろっています。パターゴルフの練習をしたい、寝ころびたい、子供を遊ばせたいなど、用途によって人工芝を選べるのは天然芝にない特徴といえるでしょう。
デメリット
季節感を感じない
人工芝の見た目は天然芝とあまり変わらないものもありますが、季節によって芝の色は変化しないので、季節感は感じにくいでしょう。
費用がかかる
人工芝の施工時にかかる費用は天然芝と比較すると高めです。種類が豊富なので、どんな種類を選ぶのか、どのくらいの広さに設置するのかで費用も変わってきます。さらに耐用年数が平均10年程度と、定期的に交換が必要です。
熱に弱い
人工芝に使われている樹脂は熱に弱いとされています。そのため、BBQや花火など火を使うのはNG。また人工芝は熱を吸収しやすいので、特に夏場は芝の表面温度は高くなってしまいます。
選ぶポイント
天然芝がおすすめの人
- 自然な色合いや季節感を感じたい
- 手入れが苦にならない
- 施工費用を抑えたい
- 庭でBBQや花火をしたい
人工芝がおすすめの人
- 手入れに手間をかけたくない
- 忙しくて手入れができない
- 日当たりの悪い場所に設置したい
- ベランダに芝を敷きたい
まとめ
今回は天然芝と人工芝それぞれの特徴と、メリット・デメリットをご紹介しました。どちらも一長一短あるので、芝を設置する目的やご自身のライフスタイルに合わせて選ぶことが大事です。
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- 施工してほしい
- 上手く芝が育たない
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