家庭菜園を始めよう(8)~ベランダ菜園に必要な道具とおすすめの野菜~
公開日
- マンションやアパートに住んでいて庭がない
- 庭に家庭菜園を作るよりも、もっと手軽に始めたい
という方は、ベランダ菜園はいかがでしょうか。プランターや鉢を使うことで、より手軽に野菜を育てられますよ!
前回は、ベランダ菜園の魅力と事前の確認事項をご紹介しました。
(記事はこちらから)
今回はベランダ菜園に必要な道具とおすすめの野菜についてご紹介します!
必要な道具
育てる植物によって多少必要な道具は変わってきますが、どんな植物でも欠かせない7つの道具をご紹介します。これらはホームセンター、100円ショップ、インターネットなどで簡単に手に入ります。
プランターや鉢
初めての場合、大きめで深さがあるものがおすすめ。水やりを忘れて植物を枯れさせてしまうことも回避できます。
スコップ
プランターに合ったサイズを選びましょう。
じょうろやスプレー
水やりに必要なじょうろも揃えておきましょう。ほぼ毎日使うツールなので、お気に入りのものを選ぶと気分もあがりますよ♪
鉢底石
排水性や通気性をよくするために、プランターの底に敷きます。
土
ホームセンターだけでなく、ドラッグストアでも購入可能です。肥料があらかじめ混ぜ込んである「野菜用の培養土」を使うのがおすすめ。
肥料
最初は以下の2つを用意しておきましょう。
- 液肥
- 追肥用の肥料
種や苗
ネットや支柱など
なすやトマトなど上に伸びる野菜は支柱が、きゅうりなどつる状に伸びる野菜にはネットが必要です。育てる野菜によって異なるので、ご自身の育てたい野菜に合わせて用意してください。
ベランダ菜園初心者におすすめの野菜
ミニトマト
家庭菜園、ベランダ菜園といったらミニトマトをイメージする方も多いでしょう。ミニトマトは初心者でも育てやすい野菜で、場所もとらずに栽培できます。サラダやお弁当など様々な場面で使えるので、まず最初はミニトマトから始めてもよいでしょう🍅✨
リーフレタス(サニーレタス)
苗から約30日で収穫可能と育てやすい野菜のひとつ。外の葉から一枚ずつ収穫していけば2ヶ月ほど楽しめます。また間引きした小さな葉はベビーリーフとして食べられますよ♪最近葉物野菜の値段が高いので、家庭菜園で長く収穫できるリーフレタスは家計にも優しいのではないでしょうか。
バジル
夏の強い日差しでぐんぐん育つのがバジルです。プランターで育てると、やわらかい葉が収穫できます。新鮮なバジルを収穫して、すぐ料理に使う…贅沢ですね😋
ピーマン
夏のベランダでも育てやすいのがピーマンです。上手くいくと、夏~秋まで長期間収穫できるので、長く楽しめます。病害虫にも割と強いのが特徴です。
ラディッシュ
種まきから1ヶ月程度で収穫できるスピード感が魅力。
大根
なんと大根もベランダ菜園で栽培可能です!根菜なのでプランターはできるだけ深いものを使いましょう。袋栽培でも育てられます。
ベランダ菜園での水やりの3つのポイント
水やりは大切ですが、やる気に満ちている最初の頃はついつい水をやりすぎたり…そこでベランダ菜園での水やりのポイントを3つご紹介します。
水をかける場所
野菜に水をあげるときは基本的には土にかけるようにしましょう。葉に直接水をかけると病気の原因となる場合も。泥が跳ねて葉や実に土がつくと病気の要因になるので、できるだけ泥が跳ねないようにゆっくり丁寧に。もし泥がついてしまったら、霧吹きなどを使って水で洗い流したり、乾燥してから手で払ったりして、しっかり落としましょう。
時間帯
おすすめは朝です。冬の夕方や夜間に水やりをすると土が凍ったり、夏場の昼間に水やりをするとすぐに蒸発したりしてしまいます。
頻度と量
土が湿っている場合は水やりはしなくても大丈夫。土の表面が乾いている場合は水やりが必要です。作物が均等に水分を吸収できるようにプランター全体に均一に水を与えるようにしましょう。目安の量は、プランターの下から水が染みだすくらいたっぷりとあげてくださいね。
※植物によって水やりの頻度や量は異なるので、育てている植物が水分が多めに必要なのか少なめでもいいかあらかじめ調べておきましょう。
まとめ
今回はベランダ菜園に必要な道具と水やりのポイントをご紹介しました。初心者でも手軽に始めることができ、成功しやすいのベランダ菜園の特徴です。まずは簡単な野菜から始めて、育てる楽しみを体験してみませんか?
📣ニワナショナルではベランダ菜園・家庭菜園を始める方を応援しています📣
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