家庭菜園を始めよう(1)~家庭菜園と持続可能の関係~
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近年、SDGsや持続可能、サスティナブルという言葉を聞く機会が増えてきました。記事をご覧いただいている方の中には、個人でどのような行動ができるか分からないという方もいるかもしれません。
実は「家庭菜園」は持続可能な社会をつくることにつながるのです!
今回は家庭菜園がなぜ持続可能なライフスタイルにつながるのかについて解説します。
なぜ持続可能な社会が求められているのか?
近年急速にSDGs、持続可能、サスティナブルといった言葉が広まったように感じます。これはなぜなのでしょうか?
国連でSDGs(持続可能な開発目標)が採択
2015年に国連でSDGsが採択され、2030年までに達成すべき17の目標が設定されました。これをきっかけに、世界各国の政府・企業・団体が目標達成のために取り組みを始めました。
環境問題の深刻化
夏の猛暑など私たちが実感できるほど異常気象が起こるようになっています。地球温暖化をはじめとした環境問題がより深刻になってきたことをうけ、環境を守る「持続可能な社会づくり」が重要視されるようになりました。
企業の社会的責任
企業は環境に配慮した製品開発・販売を行い、持続可能な経営が求められるようになりました。投資家も企業のサステナビリティへの取り組みを考慮することから、企業側もそれに対応せざるを得なくなってきたのです。
学校やメディアの影響
学校教育やテレビなどのメディアでもSDGsを取り上げることで、持続可能な社会の重要性が認知され始めてきました。
家庭菜園が環境に優しい理由
二酸化炭素(CO2)削減
1.植物による光合成
植物が「光合成」を行うことは小学校で学ぶと思います。
光合成は植物が二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することです。そのため植物を育てることは少量であってもCO2削減に貢献できるといえるでしょう。
2.輸送
私たちは食材をスーパーなどで購入しますが、食料を輸送する時にはトラックなど運びますよね🚚その際に地球温暖化の原因のひとつであるCO2が発生してしまいます。しかし家庭菜園であれば、輸送の必要はありません。そのため輸送で発生するCO2は「ゼロ」にすることが可能なのです!
3.生ごみを減らす
家庭から出る生ごみを肥料として家庭菜園で使うと、ごみを減らすことができます。生ごみが占める割合は高く、また廃棄の際にCO2を排出します。ゴミ袋も高くなっているので、ゴミの削減は節約にもつながるのでおすすめです。
4.フードロスを減らす
家庭菜園であれば、食べる分だけその日に収穫すればよいので、フードロス削減にもつながります。自分で作った食材を自分で食べるので、よりありがたさを感じながら食材をいただくことができるのではないでしょうか。
まとめ
今回は家庭菜園と持続可能なライフスタイルとの関係について解説してきました。
植物を育てることはストレス解消などメンタル面にもいい影響がありますが、二酸化炭素削減にも効果が期待される個人で行うエコな活動としてもぴったりです。環境問題に役立つことを個人レベルで何かしたい、シンプルに野菜を育ててみたい、とお考えの方はこれから家庭菜園を始めてみませんか?
これから家庭菜園を始めたいという方向けに情報を発信していくので、お楽しみに📝
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