野菜選びに迷ったらこれ!冬が旬のほうれん草とブロッコリーが持つ驚異の栄養パワー
公開日 2025/01/10
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野菜には、それぞれに様々な栄養素が含まれていて、私たちは健康のために1日350gの野菜を食べることが理想的とされています。
でも一人暮らしだと食べきれずに腐らせてしまったり、仕事が忙しくて自炊するのがなかなか難しかったりしますよね。それに、自分の健康状況から今どんな野菜を食べるべきかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本来ならば、いろいろな種類の野菜をまんべんなく食べるのがベストですが、今回は、万能と呼べる野菜として特に注目されている野菜をご紹介します😋
今が旬の万能野菜
複数の栄養素がバランスよく含まれている「万能野菜」と言われているのが、ほうれん草🥬とブロッコリー🥦です。これらの野菜は、健康維持に役立つ要素が多いのが特徴です。
ほうれん草
ビタミン類:ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンKが豊富で、抗酸化作用や免疫力の向上、血液の凝固に役立ちます。
ミネラル類:鉄分、カルシウム、マグネシウムが含まれており、貧血予防や骨の健康をサポート。
食物繊維:腸内環境を整え、便秘の改善に効果的。
ほうれん草の旬は11月~2月です。寒い季節に甘みが増し、栄養価も高くなります。冬のほうれん草は「寒じめほうれん草」と呼ばれ、寒さにさらされることで糖度が上がり、よりおいしくなります。お浸しやスープ、炒め物、グラタンなど幅広く使えますね。
ブロッコリー
ビタミンC:レモンよりも多く、免疫力向上や美肌効果が期待できます。
ビタミンK:骨の健康維持に重要。
葉酸:妊娠中の女性に特におすすめ。
スルフォラファン:強力な抗酸化作用があり、デトックスや抗がん作用が注目されています。
ブロッコリーの旬は11月~3月(冬~春)で冬がメインですが、春先まで美味しく食べられる野菜です。旬の時期はつぼみがぎっしり詰まっており、甘みが強いのが特徴です。茹でてサラダに加えたり、スープやパスタ、グリル料理にも最適です。
その他の万能野菜
ちなみに、その他の万能野菜と言われているのが、ケール、パプリカ、ニンジンです。
ケールは、ビタミンA、C、Kが非常に豊富で、「スーパーフード」とも呼ばれるほど栄養価が高い野菜です。
パプリカ、特に赤パプリカは、ビタミンC、βカロテン、ビタミンEが豊富で、抗酸化作用が強い野菜です。
ニンジンは、βカロテンが豊富で、免疫力向上や目の健康に効果的とされています。
ケールの旬は、春と秋。パプリカは夏の野菜ですが、今ではスーパーでも1年中手に入れやすい野菜ですね。ニンジンは春夏ニンジン、秋ニンジン、冬ニンジンとあり、こちらも通年で手に入ります。
万能野菜を摂取するコツ
ほうれん草やブロッコリーは、加熱すると一部のビタミンが減少するため、蒸し料理や短時間で茹でるのがGood👍🏻。今の季節だと、シチューやグラタンにサッと茹でたほうれん草やブロッコリーを後入れしたり、トッピングとして後乗せしても良さそうですね✨
生で食べられるものは、サラダで摂取すると栄養素を効率的に取れます。また、オリーブオイルをかけたり、油で炒めたり、油を一緒に摂ることで脂溶性ビタミン(A、E、K)の吸収率が向上⤴️⤴️。もちろん他の野菜と組み合わせれば、栄養バランスをさらに良くできます。
なぜ旬が大事?
ところで、なぜ旬の野菜を食べることが大事なんでしょう🤔?
旬の野菜は、旬の野菜は栽培環境が自然に適しているため、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価が最も高い時です。そして、味が良い!特有の甘みや旨みが最大限引き出されています。また、出荷量が多い時期なので、価格も手頃で安定していますし、家計にも優しいですね。
野菜選びに困った時は、とりあえずほうれん草とブロッコリーをカゴにIN!
…というのは少し極端かもしれませんが😅、冬の時期にはこれらの野菜を積極的に取り入れて、栄養価の高い食事を楽しみましょう!