公開日
観葉植物を育てていると、
「葉に小さな虫がついている」
「葉がベタベタする」
「白いものがついている」
など、いつもとは違う変化に気づくことがあります🐛🌿
観葉植物の害虫や病気は、種類によって症状や対処方法が異なります。
異変に気づいたら、原因を確認して早めに対処することが大切です。
この記事では、観葉植物につきやすい害虫や病気、見つけたときの対処方法、日頃からできる予防方法をご紹介します🌿
観葉植物に病害虫が発生する原因
観葉植物の病害虫は、育てている環境や日頃のお手入れが関係して発生することがあります。
風通しが悪い
空気がこもる場所では、湿気がたまりやすく、病気が発生しやすくなることがあります。植物同士を詰めすぎず、風通しのよい場所で管理しましょう。
乾燥・湿気
乾燥した環境ではハダニなどの害虫が発生しやすくなる一方、湿度が高く蒸れた状態ではカビなどが原因となる病気につながることがあります。
水やり
水の与えすぎは、根腐れなどの原因になることがあります。土の状態を確認し、乾き具合に合わせて水やりを行いましょう。
新しく購入した植物からの持ち込み
新しく迎えた植物に害虫がついていると、ほかの観葉植物に広がることがあります。購入後は葉の表裏や茎などを確認してから、ほかの植物と一緒に管理すると安心です。
観葉植物につきやすい害虫
観葉植物には、さまざまな害虫がつくことがあります🐛
害虫によってつきやすい場所や症状が異なるため、植物の様子を確認しながら早めに対処しましょう。
カイガラムシ

🔍 症状・特徴
✅ 葉や茎に白色や茶色の小さな虫がつく
✅ 葉の裏や茎の付け根などにつくことがある
✅ 植物の汁を吸い、数が増えると植物が弱る
✅ 種類によっては葉がベタベタすることもある
🌿 対処方法
カイガラムシを見つけたら、歯ブラシや綿棒などでこすり取るようにして取り除きます。 葉の裏や茎の付け根なども確認しましょう。
被害が多い場合は、カイガラムシがついた枝葉ごと取り除く方法もあります。取り除いたカイガラムシや枝葉はそのままにせず、ゴミに出すなどして処分しましょう。
また、幼虫は成虫に比べて薬剤が効きやすいため、発生しやすい時期には予防を兼ねて薬剤を使用する方法もあります。 成虫の場合でも、種類や薬剤によっては使用できるものがありますので、植物とカイガラムシの種類に適した薬剤を選び、使用方法を確認して使いましょう。
ハダニ

🔍 症状・特徴
✅ 葉の裏側につきやすい
✅ 葉に白っぽい小さな点々が出る
✅ 被害が進むと葉の色が悪くなったり、葉が弱ったりする
✅ 乾燥した環境で発生しやすい
🌿 対処方法
ハダニを見つけたら、葉の表裏を水で洗い流し、特に葉の裏側を丁寧に確認しましょう。 被害が大きい葉は取り除くのも一つの方法です。
ハダニは乾燥した環境で発生しやすいため、普段から葉水を行い、室内が乾燥しすぎないようにすることも予防につながります🌿
被害が広がっている場合や水で洗い流しても改善しない場合は、ハダニに適用のある薬剤を使用する方法もあります。
アブラムシ

🔍 症状・特徴
✅ 新芽や若い葉、茎などに集まりやすい
✅ 緑色や黒色など、種類によって色が異なる
✅ 植物の汁を吸い、新芽の生長を妨げることがある
✅ 葉が変形したり、ベタベタしたりすることもある
🌿 対処方法
アブラムシを見つけたら、少数であればティッシュや綿棒、粘着テープなどで取り除くか、水で洗い流します。 新芽や葉の裏、茎の付け根などにもついていないか確認しましょう。
数が多い場合や繰り返し発生する場合は、アブラムシに適用のある薬剤を使用する方法もあります。
また、アブラムシは増えるのが早いため、見つけたら早めに対処することが大切です。 対処した後もしばらくは植物の様子を確認しましょう。
コバエ・キノコバエ

🔍 症状・特徴
✅ 植物の周りを小さな虫が飛んでいる
✅ 土の中などで発生するキノコバエの場合がある
✅ 土が常に湿っている環境では発生しやすくなる
🌿 対処方法
コバエ・キノコバエは、土が湿った状態にならないようにすることが大切です。
水のあげすぎを避け、土の表面が乾いてから水やりをするようにしましょう。また、鉢の受け皿に水がたまっている場合はそのままにせず、こまめに捨てるなど、湿った状態が続かないように管理します🌿
また、有機質の土や肥料はコバエ・キノコバエのエサになることがあるため、発生しやすい時期は化成肥料を使用するなど、土や肥料を見直す方法もあります。
すでにコバエが発生している場合は、殺虫剤や粘着トラップなどを使って成虫を取り除く方法があります。
発生が多い場合は、土を新しいものに入れ替えるのも一つの方法です。鉢や鉢底に虫がついている場合は、鉢を洗って清潔にしてから植え替えるとよいでしょう。
観葉植物によくある病気
観葉植物は、育てている環境や水やりなどが原因で病気になることがあります🌿
葉や茎、土の状態にいつもと違う変化がないか確認し、早めに対処することが大切です。
うどんこ病

🔍 症状・特徴
✅ 葉や茎の表面に、白い粉をまぶしたようなものがつく
✅ 症状が進むと、葉が黄変したり生育が悪くなり、枯れてしまう
✅ 風通しが悪い環境や春・秋などに発生しやすい
🌿 対処方法
うどんこ病が発生した葉は、症状が広がる前に取り除きます。葉が密集している場合は剪定して風通しをよくし、植物同士を近づけすぎないようにしましょう。被害が広がっている場合は、うどんこ病に適用のある薬剤を使用する方法もあります。
すす病

🔍 症状・特徴
✅ 葉や茎の表面に、すすのような黒いカビがつく
✅ 症状が広がると、葉や枝が黒く覆われることがある
✅ カイガラムシやアブラムシなどの排泄物をもとに発生することがある
🌿 対処方法
すす病が見られた場合は、まず原因となっているカイガラムシやアブラムシなどの害虫がいないか確認し、害虫を取り除きます。あわせて、黒いすす状のものを葉から洗い流したり、やわらかい布などで拭き取ったりしましょう。被害が広がっている場合は枝葉を剪定して取り除く方法もあります。
害虫の発生が続く場合は、害虫への対処も行うことが大切です🌿
根腐れ

🔍 症状・特徴
✅ 葉が黄色くなったり元気がない
✅ 根本や茎が黒く黒ずんでいる、幹がぶよぶよしている
✅ 土がなかなか乾かず、根や茎から異臭がすることがある
✅ 水の与えすぎや、排水性の悪い土などが原因になる
🌿 対処方法
根腐れが疑われる場合は水やりを控え、土の状態を確認します。症状が進んでいる場合は鉢から植物を取り出し、傷んで黒くなった根を取り除いて、清潔な新しい土に植え替えます。植え替え後はすぐに水を与えすぎず、植物の状態を見ながら管理しましょう。
病害虫を見つけたときの対処方法
観葉植物に病害虫を見つけたら、被害がほかの植物に広がらないよう、できるだけ早めに対処しましょう🌿
まずは、病害虫が発生した植物をほかの植物から離して管理します。そのうえで、害虫を取り除いたり、傷んだ葉や枝を整理したりしながら、植物の状態を確認しましょう。
被害の程度や病害虫の種類によっては、薬剤を使用する方法もあります。薬剤を使う場合は、対象となる害虫・病気や植物に適用のあるものを選び、商品の使用方法を確認して使用しましょう。
対処した後もしばらくは植物の様子を確認し、再発や被害の広がりがないかチェックすることが大切です。
観葉植物の病害虫を防ぐために
病害虫は、早めに発見して対処することに加えて、普段から発生しにくい環境を整えておくことも大切です🌿
🌱 葉の表裏をチェック
水やりや葉のお手入れの際に、葉の表だけでなく裏側や茎も確認しましょう。小さな虫や白い斑点など、早い段階で異変に気づきやすくなります。
🌱 葉のホコリを落とす
葉にホコリがたまると、葉の状態を確認しにくくなります。葉水などを活用して、定期的に葉の表面をきれいにしておきましょう。
🌱 風通しをよくする
植物を密集させすぎず、空気がこもらないようにしましょう。必要に応じてサーキュレーターなどを使い、風を直接当てすぎないよう注意します。
🌱 水やりに注意
水の与えすぎは根腐れの原因になるほか、湿った環境を好む害虫の発生につながることがあります。土の乾き具合を確認してから水やりをしましょう。
🌱 新しい植物をチェック
新しく購入した植物は、葉の表裏や茎、土の状態などを確認してから、ほかの植物と一緒に管理すると安心です。
観葉植物の病害虫でよくある疑問
Q1. 室内でも害虫はつきますか?
室内で育てている観葉植物にも、害虫がつくことがあります。新しく購入した植物から持ち込まれたり、窓や玄関などから入り込んだりすることもあるため、定期的に葉の表裏や茎を確認しましょう。
Q2. 葉水で害虫対策はできますか?
葉水は葉の乾燥を防ぎ、ハダニなどの乾燥を好む害虫の予防につながることがあります。ただし、葉水だけですべての害虫を防げるわけではありません。すでに害虫が発生している場合は、種類に合わせた対処が必要です。
Q3. 虫がついた葉は切ったほうがいいですか?
害虫が少ない場合は、まず害虫を取り除きます。被害が大きい葉や、害虫が繰り返し発生する葉は、ほかの部分への広がりを防ぐために取り除く方法もあります。
Q4. 病害虫がついた植物は、ほかの植物と離したほうがいい?
はい。病害虫がほかの植物に広がるのを防ぐため、発生した植物は一度ほかの植物から離して管理するのがおすすめです。
害虫がついていないか、葉の表裏や茎などを確認しながら対処し、しばらくはほかの植物に広がっていないか様子を見ましょう🌿
まとめ

観葉植物の病害虫は、早めに見つけて対処することが大切です🌿
葉の表裏や茎をこまめに確認し、風通しや水やりなどにも気をつけながら、病害虫が発生しにくい環境を整えましょう。
病害虫対策だけでなく、水やり・置き場所・葉水・肥料・剪定・植え替えなど、観葉植物の日々のお手入れについては、こちらの記事でまとめてご紹介しています👇







