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春から初夏にかけて、庭木や花壇に現れる毛虫🐛
見た目は小さくても、触れるとかぶれたりアレルギー反応を起こす種類もあります。
特に、イラガやチャドクガは要注意です。
この記事では、毛虫による被害のリスクから、安全に駆除する方法、再発防止のポイントまで、ゼロ知識でも分かるように解説します。
毛虫以外にも、季節ごとにさまざまな庭の害虫が発生します。春〜秋の虫対策をまとめて知りたい方は、以下の季節別ガイドも参考にしてください。
☛春から初夏の庭を守る!4・5・6月に出やすい虫と対策ガイド
☛夏の庭を守る!7・8・9月に出やすい虫と対策ガイド
☛秋の庭を守る!10月に出やすい虫と対策ガイド
毛虫はなぜ危険?かぶれやアレルギーのリスク
毛虫に触れると、思わぬかぶれや炎症を起こすことがあります。
ここでは、毛虫が危険な理由と症状について解説しますね。
毛虫の毛に含まれる毒の仕組み

毛虫の体を覆う細かい毛には、毒が含まれていることがあります。
この毒毛に触れると、皮膚が炎症を起こして、赤く腫れたりチクチクした痛みを感じます。
毒の成分は種類によって異なっていて、強いものは数日かぶれが続くことも…。
触った時に起こる症状の例
- 皮膚の赤み・腫れ
- かゆみ・チクチク感
- 水ぶくれや小さな発疹
重度の場合は、目や口周りに触れると腫れやかゆみが強くなることがあります。
子どもやペットへの注意点

子どもやペットは好奇心で触ることが多いので、特に注意が必要です。
毛虫を見つけたら、早めに手の届かない場所に移動させるか、駆除するまで近づかせないようにしましょう。
特に注意すべき毛虫の種類
毛虫の種類によって、毒の強さや庭木や体への影響が異なります。
代表的な危険毛虫を知って、安全に対処しましょう。
イラガ

庭木や花に付くことが多い毛虫。
背中のトゲに毒があり、触れると強い痛みがします。
葉の裏に潜むことが多いので、知らずに触れないよう気をつけましょう。
チャドクガ

お茶の木やツバキに発生しやすい毛虫。
毒毛が非常に細かく、空気中を漂うこともあります。
触れなくても皮膚に付着してかぶれることがあり、特に春から初夏にかけて注意が必要です。
マイマイガ

毒性は比較的弱いですが、大量発生すると葉を食べ尽くし、植物を弱らせてしまいます。
触るとかぶれる可能性もあるため、注意してください。
アメリカシロヒトリ

幼虫は白い毛に覆われ、触れるとかぶれる場合があります。
大量発生すると、庭木や果樹に被害を与えることがあります。
樹木被害が心配な方は、こちらの記事もご覧ください。
☛木が枯れる原因は虫かも?樹木を弱らせる害虫と正しい駆除方法
やってはいけない毛虫の駆除方法

間違えた方法で駆除すると、かえって被害が広がったり危険な場合があります。
やってはいけない行動を解説します。
素手で触る
小さいからといって直接触れると、強いかぶれを引き起こす危険があります。
素手や薄手の手袋では、絶対に触らないようにしましょう。
水で洗い流すだけ

毛虫が付いた葉や枝を水で流すだけでは、毒毛を完全に取り除けず、かえって周囲に飛び散ってしまうことがあります。
毛虫を駆除する際は、水で流すだけにせず、捕獲して密閉処分するか、安全な殺虫剤を使いましょう。
安易に火や薬品を使うリスク
ライターで焼く、強い薬品を直接かけるなどの方法は危険です。
火傷や植物へのダメージ、周囲の汚染の原因になります。
自宅で安全にできる駆除方法

防護具や正しい手順を使えば、自宅でも安全に毛虫を駆除できます。
具体的な方法を紹介します。
防護具を使う
- 厚手の手袋
- 長袖・長ズボン
- ゴーグルやマスク
といった防護具を必ず装着して、毒毛が肌に触れないようにしましょう👓
捕獲・駆除の手順

以下の手順を守ることで、毛虫や毒毛の飛散を防ぎ、安全に処理できます。
- 毛虫を葉ごと摘み取り、密閉できるビニール袋に入れる
- 袋の口をしっかり閉じる
- 袋ごと水に浸すか、家庭用ゴミとして処分する
殺虫スプレーや忌避剤の使い方
正しく使用して、周囲や自分への被害を最小限に抑えましょう。
- 毒毛が飛び散らないように、風のない日を選ぶ
- 毛虫が多い葉や幹に適量を吹き付ける
- 使用後は手を洗い、衣服はすぐに洗濯
業者に駆除を頼むべきケース

自力での駆除が不安な場合は、プロに任せるのが安心です。
どんなケースで依頼すべきかを解説します。
大量発生した場合
虫が大量発生して、自力では手に負えないと感じる場合やお庭全体に広がった場合は、専門業者に依頼する方が安全です。
危険な場所

屋根や高木に潜む毛虫は、素人が駆除しようとすると転落やケガの危険があります🤕
こうした場所は、無理に手を出さないようにしましょう。
駆除業者の選び方と費用感
- 「毛虫駆除経験あり」の業者を選ぶ
- 相場は1本の木につき3,000〜5,000円前後が目安(規模による)
- 作業内容や薬剤の安全性を事前に確認
これらを確認することで、安心して業者に依頼でき、お庭や家族へのリスクも最小限に抑えられます。
ニワナショナルでは、害虫の駆除や消毒のご相談にも対応しております。詳しくはこちらをご覧ください。
☛樹木や植木の害虫駆除退治なら|お庭の専門店ニワナショナル
毛虫の再発防止のためにできること
駆除後も環境を整えて、再発を防ぎましょう。
庭木や周囲の管理ポイントを紹介します。
庭木や植木の管理

庭木や植木は、枝や葉が密集しすぎると毛虫が隠れやすくなります。
定期的に剪定して風通しを良くし、肥料もあげすぎないように調整することで、植物を健康に保ちながら毛虫の発生リスクを減らせます。
周囲の環境

落ち葉や雑草は、毛虫や幼虫が隠れる格好の場所になります。
定期的に掃除して清潔な環境を保つことで、発生源を減らすことができます。
また、水たまりや湿った場所をできるだけなくし、乾燥気味の環境を作ることも、毛虫の繁殖を抑えるポイントです。
季節ごとのチェックの習慣化
春から初夏にかけては、葉の裏や枝を定期的に確認する習慣を持つことが重要です。
早期に毛虫や卵を発見できれば、被害を最小限に抑え、安全に駆除できます。
習慣化することで、お庭全体の健康も守れます。
毛虫だけでなく、アブラムシやハダニなど小さな害虫も同時に発生することがあります。こちらの記事もあわせてチェックしておくと安心です。
☛小さな虫の大量発生を防ぐ方法|アブラムシ・ハダニの駆除方法
まとめ|自分で駆除する場合は安全第一で

毛虫は見た目以上に危険で、触れるとかぶれやアレルギーを起こす場合があります。
イラガやチャドクガなど、毒毛を持つ種類は特に注意が必要です。
素手で触らず、防護具を使った安全な駆除と発生源の管理を徹底すれば、自宅でも安心して対処できます👍
大量発生や危険な場所は業者に任せて、季節ごとのチェックを習慣にすることで、再発を防止していきましょう。
害虫駆除の基本の考え方について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
☛害虫駆除の基本ガイド|庭・家・植物で虫に困ったときの正しい対策一覧







