
芝生のあるお庭にしたいと考えたとき、
「天然芝にはどんな種類があるの?」「自分の庭にはどれが合うんだろう?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
天然芝とひとことで言っても、種類によって見た目や育ち方、管理のしやすさが異なります。
お庭の日当たりや使い方に合わない芝を選んでしまうと、思ったように育たなかったり、手入れが負担に感じてしまうこともあります💦
このページでは、庭づくりを検討中の方向けに、天然芝の種類と特徴、失敗しにくい選び方を分かりやすくまとめました。
これから芝張りを考えている方が、安心して一歩を踏み出せるようなガイドとして、ぜひ参考にしてみてください🌱
天然芝にはどんな種類がある?
天然芝は、育つ環境や性質の違いから、大きく分けて次の2つのタイプに分類されます。
- 暖地型芝生
- 寒地型芝生
それぞれ特徴が異なり、気候や管理方法によって向き・不向きがあります。
まずは、この2つの違いを知ることで、芝生選びの全体像がつかみやすくなります。
このページでは、庭づくりを検討されている方に向けて、実際に住宅のお庭で使われることの多い芝生を中心に、
それぞれの特徴や選び方をご紹介していきます。
暖地型芝生
暖地型芝生は、高温多湿に強く、日本の気候に適した芝生です。
夏に生育が旺盛になり、丈夫で踏みつけにも比較的強いのが特徴です。
気温が下がる冬場には休眠期に入り、葉が茶色く変化しますが、春になると再び青々とした芝生へと生え揃います。
特に、関東より南の地域では育てやすく、管理のしやすさと耐久性の高さから、戸建て住宅のお庭や、ご家族が日常的に使う芝生スペースによく選ばれています。
主な種類:日本芝(高麗芝・姫高麗芝・ノシバなど)、西洋芝(バミューダグラスなど)
寒地型芝生の特徴
寒地型芝生は、涼しい気候を好み、年間を通して緑を保ちやすい芝生です。
葉がやわらかく、見た目の美しさを長く楽しめる点が特徴です。
ただし、高温多湿の環境が苦手なため、
日本の夏場では管理が難しく、こまめな水やりや病害対策が必要になる場合があります。
そのため、北海道などの寒冷地を中心に使用されることが多い芝生です。
主な種類:西洋芝(ベントグラス、ケンタッキーブルーグラスなど)
🗾 日本の住宅庭でよく使われる芝生は暖地型芝生の「日本芝」
日本の住宅のお庭で多く使われているのは、暖地型芝生の「日本芝」と呼ばれる種類です。
日本芝は、日本の気候風土に合っており、丈夫で育てやすく、庭づくり初心者の方にも扱いやすい芝生です。
このあとご紹介する「高麗芝」「姫高麗芝」などは、いずれも日本の住宅庭で定番の日本芝にあたります。
主な種類:高麗芝、姫高麗芝、野芝
代表的な天然芝の種類と特徴
ここでは、日本の住宅のお庭で使われることが多い日本芝を中心に、
代表的な天然芝の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
芝生ごとの違いを知ることで、
「どんなお庭にしたいか」「どこまで手入れができるか」に合った芝生が選びやすくなります。
高麗芝(こうらいしば)
高麗芝は、日本の住宅庭で広く使われている、定番の天然芝です。
葉がやや硬めしっかりとした質感で、踏圧にも強いです。
日本の気候に合っているため育てやすく、人の出入りがあるお庭でも状態を保ちやすいのが特徴です。
芝生の庭が初めての方にも選ばれやすい芝生です。
季節によって表情が変わるのも、高麗芝ならではの特徴です。
冬場は休眠期に入り、色が落ち着いた印象になりますが、春になると再び元気に芽吹き、季節の移り変わりを感じられます。
姫高麗芝(ひめこうらいしば)
高麗芝の改良品種。
姫高麗芝は、高麗芝よりも葉が細かく、密に生えそろう芝生です。
やわらかく整った見た目で、芝生の美しさをより楽しみたい方に選ばれています。
細かな葉が揃うことで、庭全体が上品で落ち着いた印象になります。
高麗芝に芝生の状態を保つためには、定期的なお手入れを意識することがポイントになります。
人の出入りが比較的少ない場所や、眺めて楽しむことを目的としたお庭に向いている芝生です。
野芝(のしば)
野芝は、公園や土手などでも見かけることの多い、とても生命力の強い芝生です。
踏みつけや乾燥にも強く、環境の変化に適応しやすい性質があります。
見た目はやや自然な印象で、密度は控えめですが、その分、自然な景観になじみやすく、ナチュラルな風合いを楽しめる芝生として選ばれています。
管理の手間をできるだけ抑えたい場合や、耐久性を重視したい場所で選ばれることがあります。
日本芝の改良品種について(TM9・TM-Cross・ひめのなど)
日本芝の中には、管理のしやすさや見た目を改良した品種改良芝(改良品種)もあります。
TM9(ティーエムナイン)
TM9は、高麗芝をもとに改良された日本芝で、見た目の美しさと管理のしやすさを兼ね備えた芝生です。
葉はやわらかく、裸足でもチクチクしにくいため、お庭でくつろぐ時間を大切にしたい方に向いています。
また、葉の密度が高く緑色も濃いため、ふかふかとした青々しい芝生空間をつくりやすいのも特徴です。
芝丈が通常の高麗芝の半分ほどと伸びにくく、芝刈りの回数を抑えやすいため、手入れの負担をできるだけ減らしたい方に選ばれています。
TM-Cross(ティーエムクロス)
TM-Crossは、ノシバをもとに改良された日本芝で、雑草が生えにくく、管理のしやすさを重視した芝生です。
地下茎が横に広がり、地面をしっかり覆うため、芝の密度が高く、雑草の発芽を抑えやすい特徴があります。
そのため、草むしりや除草の手間を減らしながら、きれいな芝生状態を保ちやすい点が魅力です。
また、伸びすぎにくい性質があり、芝刈りの回数を抑えたい方にも向いています。
ひめの
ひめのは、ノシバをもとに改良された日本芝で、丈夫さと見た目のバランスを意識した芝生です。
葉はノシバの中でも短く、放置しても芝丈が伸びにくいため、お庭全体を比較的すっきりとした状態に保ちやすい特徴があります。
踏みつけや擦れに強く、人の出入りがある場所でも使いやすい芝生です。
葉の密度が高く、生育ムラが出にくいため、安定した芝生状態を保ちやすく、手間を抑えながら品質を維持したい方に選ばれています。
西洋芝について
西洋芝は、葉が細かくやわらかく、一年を通して緑の景観を楽しめる芝生として知られています。
見た目の美しさから、芝生のイメージとして思い浮かべる方も多い種類です。
一方で、涼しい気候を好む性質があるため、高温多湿になりやすい日本の環境では、芝生の状態を保つために日々の管理が必要になります。
そのため、一般的な住宅のお庭では、芝生の管理にしっかり時間をかけられる場合に選ばれることがあります。
お庭の環境やライフスタイルに合うかを考えながら、参考として検討する芝生と言えるでしょう。
※地域によっては、西洋芝が適している場合もあります。お住まいのエリアの気候条件に合わせて検討することが大切です。
芝生選びで失敗しやすいポイント
芝生は見た目の印象だけで選んでしまいがちですが、実際には「お庭の環境」と「暮らし方」に合っているかどうかがとても重要です💡
ここでは、よくご相談をいただく芝生選びでつまずきやすいポイントをご紹介します。
見た目だけで選んでしまう

「青々とした芝生にしたい」「洋風の雰囲気にしたい」など、見た目の好みだけで芝生を選んでしまうケースは少なくありません。
ただ、芝生には種類ごとに向き・不向きがあり、見た目が理想でも、お住まいの地域や芝生を張る環境に合っていないとうまく育たない・すぐに傷んでしまうことがあります。
日当たり・踏圧を考慮していない

芝生は、日当たりや踏まれる頻度によって状態が大きく変わります。
- 日陰になりやすい場所
- 人やペットがよく歩く動線
- 遊び場として使うスペース
こうした条件を考えずに張ってしまうと、
一部だけ枯れる・剥げるといったトラブルにつながりやすくなります。
管理の手間を想定していない

芝生は「張って終わり」ではありません。
種類によっては、
- 定期的な芝刈り
- 水やり
- 雑草対策
といった管理が必要になります。
ライフスタイルに対して管理の負担が大きいと、
「きれいに保てない」「だんだん放置してしまう」
という結果になりがちです。
芝生を張る環境(土・日当たり)を確認していない

芝生が元気に育つかどうかは、土の状態や水はけにも大きく左右されます。
- 土が固く締まっている
- 水が溜まりやすい
- 日照時間が短い
こうした環境のまま芝生を張ると、芝生本来の力を発揮できません。
事前に環境を整えることが、失敗を防ぐための大切なポイントです。
「自分の庭の場合はどうなんだろう?」と感じたら、
現地を見たうえでご提案も可能です。

お庭に合った芝生の選び方
芝生選びで大切なのは、「一番人気の芝」や「見た目の好み」だけで決めないことです。
お庭の日当たりや使い方、どのくらい手入れに時間をかけられるかによって、向いている芝生は変わってきます。
ここでは、芝生選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。
🌞 日当たりで選ぶ
芝生は基本的に日光を好み、日当たりが良いほど元気に育ちやすい植物です。
日照時間が少なめのお庭でも、高麗芝やノシバなど、比較的環境に適応しやすい芝生であれば条件次第で育てられる場合があります。
ただし、日当たりが大きく不足している場所では、天然芝がうまく育たないことも少なくありません。
そのような場合は、人工芝やグランドカバープランツなど、芝生以外の選択肢を検討することも大切です。
⚽ 使い方で選ぶ
芝生をどのように使いたいかも、重要なポイントです。
- お子さまやペットが遊ぶ場所
- 家族が頻繁に歩く動線
- 見た目を楽しむための観賞用スペース
人の出入りが多い場所では、踏みつけに強く、傷みにくい芝生が向いています。
一方、見た目を重視したい場合は、芝生の細かさや密度といった点も選ぶ基準になります。
🌱 管理の手間で選ぶ
芝生は、定期的なお手入れが必要な植物です。
そのため、無理なく続けられる管理レベルを考えておくことが大切です。
- こまめに手入れができる
- できるだけ手間を減らしたい
- 忙しくて頻繁な管理は難しい
ライフスタイルに合わない芝生を選んでしまうと、きれいな状態を保つのが負担に感じてしまうこともあります。
「どこまでならできそうか」をイメージしながら選ぶと、後悔の少ない芝生選びにつながります。
プロの視点で考える「芝張りで大切なポイント」
芝張りでは、「どの芝生を選ぶか」に目が向きがちですが、芝生を張る前の環境づくりも、仕上がりに大きく影響します。
日当たりや土の状態が整っていないと、どの芝生を選んでも、うまく育たないことがあります。
これまでに
- 「芝生がうまく根付かなかった」
- 「水はけが気になる」
- 「土の状態が分からない」など
と感じたことがある場合は、一度プロに相談してみるのもひとつの方法です。
下地づくりと土壌改良の重要性
芝生が元気に育つためには、根を張りやすい土壌環境が欠かせません。
プロ施工では、土の硬さや水はけを確認し、必要に応じて土壌改良を行うことで、芝生が安定しやすい状態を整えます。
芝生を長く楽しむためには、芝の種類選びとあわせて、こうした下地づくりにも目を向けることが大切です。
芝張りをご検討中の方へ
「どの芝生が自分の庭に合うのか分からない」
「芝生を張れる環境かどうか不安」
そんな方もご安心ください🌿
芝生は、日当たりや土の状態、お庭の使い方によって向き・不向きがあります。
ニワナショナルでは、実際に現地を確認したうえで、お庭の状況に合った芝生と施工方法をご提案しています。
芝張りをご検討中の方は、詳しいサービス内容についてもぜひご覧ください。
人気の芝生(TM9)も取り扱っています
ニワナショナルでは、高麗芝をはじめ、管理のしやすい TM9・TMcross を取り扱っています。
施工可能な芝生の中から、お庭の条件やご希望に合った種類をご提案します。
また、芝張り前の整地・土壌改良から、施工後の管理まで幅広く対応しています。
「芝生が張れるかどうか分からない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。








