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庭木の剪定は種類で決まる|常緑広葉樹・落葉広葉樹・針葉樹・花木の基本ルール

庭木の剪定で重要なのは「どんな種類の木なのか」という点です。

というのも、木の種類によって、切る時期から切り方まで違うからなんです。

そのため、同じ感覚で剪定してしまうと、

「花が咲かなくなった」
「なんだか元気がなくなってしまった」

といった失敗につながることも少なくありません。

でも、逆に言えば、木の種類ごとの性質を知っていれば、剪定はぐっと判断しやすくなります

この記事では、庭木を常緑広葉樹・落葉広葉樹・針葉樹・花木の4つに分け、それぞれの基本的な剪定の考え方と、注意しておきたいポイントをまとめました。

「剪定については、なんとなく知ってるけど、うちの庭木も同じように切っていいのかなぁ」
「そもそもうちの庭木がどの種類なのか、どうやって判断すればいい?」

そんな方が、迷いにくくなるためのガイドとして読んでいただければ幸いです。

庭木の剪定は「木の種類」を知らないと失敗しやすい

庭木の剪定で失敗が起きやすい理由のひとつが、「すべての木を同じルールで剪定できる」と思ってしまうことです。

実際には、庭木は種類によって

・枝の伸び方
・葉の入れ替わり方
・剪定後の回復力

が大きく異なります。

そのため、剪定を始める前にまず大切なのは、「この木はどのタイプに当てはまるのか」を知ることです。

この記事では、庭木を以下の4つのタイプに分けて整理します。

  • 一年中葉をつけ、樹形が乱れやすい 常緑広葉樹
  • 冬に葉を落とし、休眠期を持つ 落葉広葉樹
  • 剪定のやり直しがききにくい 針葉樹
  • 花芽の扱いが剪定の成否を左右する 花木

それぞれの樹種について、「どんな剪定方法が向いているのか」「初心者が覚えておきたいポイント・注意点」を中心に解説していきます。

まずは、ご自分のお庭の木がどのタイプに当てはまるのかを意識しながら、次の章を読み進めてみてくださいね。

常緑広葉樹の剪定|こまめに整えて樹形を保つ木

常緑広葉樹とは、一年中葉をつけている樹木のことをいいます。

葉が落ちない分、成長すると枝葉がごちゃごちゃして、樹形が乱れやすいのが常緑広葉樹の特徴です。

そのため、定期的な剪定が必要になります。

常緑広葉樹は「花後に整える」のが基本

常緑広葉樹の剪定は、花が咲き終わった後に樹形を整えるのが基本です。

例えば、キンモクセイなら花が終わった後の秋〜初冬、サザンカやツバキは冬〜春に花が終わった後が、比較的安全なタイミングになります。

枝先に花芽をつける種類が多いため、時期や切る部分を間違えると、翌年の花を減らしてしまうことがあるので、注意してくださいね。

常緑広葉樹は、一年を通して葉を維持する分、剪定によるダメージが蓄積しやすいんです。

そのため、「不要な枝を間引きながら形を整える」という意識で、様子を見ながら剪定しましょう。

よくある失敗|一気に短く切ってしまうこと

よくあるのが、「伸びた枝を一気に短く切ればスッキリするだろう」という考え方です。

しかし、常緑広葉樹でそれをやってしまうと、花芽ごと切ってしまったり、枝葉がスカスカになったりすることがあります。

落葉広葉樹の剪定|休眠期を活かして整える木

落葉広葉樹とは、秋から冬にかけて葉を落とす樹木のことです。

季節の変化を感じられる庭木として人気があり、春の新芽や秋の紅葉を楽しめるのが特徴です。

このタイプの木は、葉を落としている期間に「休眠期」に入ります

剪定の負担をかけにくい時期がはっきりしているという点が、落葉広葉樹の大きな特徴です。

落葉広葉樹は「休眠期に剪定する」のが基本

落葉広葉樹は、冬になると葉を落とし、木の活動がいったん落ち着く性質があります。

この休眠期は、剪定によるダメージを受けにくく、春に向けて回復しやすいため、剪定に向いた時期とされています。

また、剪定時に葉がないので、後片付けが楽なのは休眠期の剪定ならではのメリットです。

枝ぶりもよく見えるため、全体のバランスを確認しながら剪定することもできますよ。

注意点|樹液が出やすい樹種は切る時期に注意

落葉広葉樹の中でも、モミジやカエデなどは、切り口から樹液が出やすい樹種として知られています。

これらの木は、早春に強く剪定すると、切り口から樹液が流れ出て、弱ってしまうことがあります。

剪定する場合は、暖かくなりすぎる前(冬のうち)に切るか、軽剪定にとどめましょう

また、落葉樹は種類ごとの生態差が大きく、バラ類など、個別の剪定ルールを持つ樹種もあります。

一括りにせず、必要に応じて個別情報を確認しましょう。

針葉樹の剪定|失敗が取り返しにくい木

針葉樹とは、細く尖った針のような葉を持つ樹木のことです。

針葉樹は広葉樹とは性質が大きく異なり、剪定の失敗が取り返しにくい樹種として知られています。

そのため、他の木以上に慎重な判断が求められます。

針葉樹は「形を変えない剪定」が基本

針葉樹の剪定では、「形を大きく変えない」「切りすぎない」ことが基本になります。

針葉樹は、新芽が出る位置が限られており、古い葉(内側の茶色い部分)まで切り込んでしまうと、そこから新しい芽が出ない場合がほとんどです。

「切ったところからまた伸びる」という性質を持たないんです。

そのため、剪定は

・外側の樹形を軽く整える
・内部の混み合った枝を間引く

といった軽剪定が中心になります。

また、枝葉が密集しやすく、風通しが悪くなると蒸れや病害虫の原因にもなりやすいため、量を減らすというより「通す」という意識で剪定しましょう。

よくある失敗|思い切って切ってしまうこと

よくある失敗は、「思い切って小さくすれば、管理が楽になるだろう」と考えて、一気に切ってしまうことです。

針葉樹でそれを行うと、見た目が大きく崩れたり、緑が戻らなくなったりするケースが多く見られます。

剪定後に後悔しやすい樹種だからこそ、一度に切る量は最小限に抑えましょう。

花木の剪定|花芽を守ることが最優先の木

花木とは、季節ごとの花を楽しむことを目的とした樹木のことです。

庭に彩りを与えてくれる一方で、剪定のタイミングや切り方を間違えると、花がまったく咲かなくなるという特徴もあります。

そのため、花木の剪定では「見た目を整える」よりも、「花芽をどう守るか」を最優先に考える必要があります。

花木は「花が咲く枝」と「花芽の時期」で考える

花木は種類ごとに、

・花芽ができる時期
・花が咲く枝の位置

が大きく異なります。

見た目だけで剪定してしまうと、知らないうちに花芽を切り落としてしまうことがあり、「元気なのに、なぜか花が咲かない」という状態になりがちです。

それで、花が咲く枝と、花芽ができる時期をセットで考えることが大切です。

例えば、アジサイは翌年の花芽が夏頃までに形成されます。

そのため、花が終わった直後に剪定しないと、秋以降に切った枝には花芽が残らず、翌年花が咲かなくなってしまいます。

一方で、サルスベリのように、その年に伸びた枝(当年枝)に花を咲かせるタイプの花木もあります。

この場合は、冬に枝をしっかり整えても、翌年の開花に大きな影響は出にくいとされています。

注意点|花後の剪定を先延ばしにしない

花が終わった後、しばらくそのままにして、剪定を先延ばしにしてしまうケースがあります。

しかし、多くの花木では、花後から花芽形成までの期間がとても短いんです。

そのため、剪定のタイミングを逃すと、その年はもう調整ができないので注意してくださいね。

木の種類が分からないときの見分け方のヒント

剪定について調べていて、「そもそも、この木が何の種類なのか分からない」と感じる方は意外と多いものです。

庭木を植えた本人でなかったり、引っ越し前から植えられていたりするケースもありますものね。

そんなときは、無理に正確な名前を特定しようとせず、まずは大きな特徴から判断しましょう

まずは「常緑か落葉か」を確認する

最初に確認したいのは、 一年中葉がついているかどうかです。

  • 冬でも葉が落ちない → 常緑広葉樹 or 針葉樹
  • 冬に葉が落ちる → 落葉広葉樹

この時点で、大きく絞り込めます。

葉の形・硬さ・ツヤから大まかに絞る

次に、葉の形を見てみましょう。

  • 平たく幅のある葉 → 常緑広葉樹・落葉広葉樹
  • 細く尖った針状の葉 → 針葉樹

葉が硬いか柔らかいか、表面がツヤツヤしているかどうかも、判断のヒントになります。

葉の硬さ

  • 硬くてしっかりした葉 → 常緑広葉樹に多い
  • 柔らかくしなやかな葉 → 落葉広葉樹に多い

葉のツヤ

  • 光沢があり、水をはじく葉 → 常緑広葉樹に多い
  • マットで水を吸いやすい葉 → 落葉広葉樹に多い

迷ったときは「切らない勇気」を持つ

ここまで、庭木を「常緑広葉樹・落葉広葉樹・針葉樹・花木」という種類ごとに分けて、剪定の考え方を見てきました。

ただ、実際の庭では「種類がはっきり分からない」「本当に今切っていいのか不安」といった場面も多いですよね。

そんなときに大切なのは、無理に判断しようとしないことです。

剪定は、やり直しがききません。
一度強く切ってしまえば、元の枝や花は戻ってこないからです。

「切らない」というのも、立派な選択肢ですよ!

迷ったら守りの剪定を選ぶ

「どうしても切りたい」とか「切らなくてはいけない事情がある」場合は、次のような“守りの判断”を基本にしましょう。

  • 強剪定は避け、軽く整える程度にとどめる
  • 枯れ枝・明らかに邪魔な枝だけを取り除く
  • 花芽が付いていそうな枝は触らない

これだけでも、木にとっては十分な手入れになります。

不安が残るなら、プロに相談する

どうしても判断に迷う場合や、失敗したくない大切な木がある場合は、業者に相談するのも一つの方法です。

プロに任せることで、

  • 木の種類や状態を正確に見極めてもらえる
  • 将来を見据えた剪定をしてもらえる
  • 無理な自己判断による失敗を防げる

という安心感があります。

自分でやるか、プロに相談するか、詳しい判断軸を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
庭木の剪定、自分でやる?プロに相談する? 迷ったときに立ち止まるための判断軸ガイド

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木の種類が分からない場合や、お急ぎのご依頼にも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

迷ったときこそ、木にとって一番安全な選択をする
——そのようにして、庭木と長く付き合っていきたいですね。

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