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植物は、時に相手への思いやメッセージを込めた素敵なギフトになります。冠婚葬祭はもちろん、プライベートな間柄からビジネスシーンまで、植物を贈る場面は意外と多いものです。
今回は、フランスのメディアが紹介する「月別の幸運の植物」をピックアップ。各月のラッキーな植物をその月に贈って、運気や幸運も一緒に届けてみませんか?
植物を贈って幸運を届ける ~月別ラッキープランツ~
今回紹介するのは誕生花とは少し違う、月別の幸運の植物です。各月の季節感や象徴をもとに、その月に贈ると運気を呼び込むとされています。
1月 カーネーション:冬に強く、新年の希望を象徴
2月 スミレ:控えめな美しさで癒しをもたらす
3月 ラッパスイセン:春の喜びと再生、新生活に
4月 デイジー:純粋さと新しい始まりを後押し
5月 スズラン:幸福を呼ぶ花として古くから人気
6月 バラ:愛情と情熱、人間関係の幸運を祈る
7月 デルフィニウム:生命力と夏の活気を表現
8月 グラジオラス:誠実と力強さ、成熟の幸運
9月 アスター:信頼と調和を呼ぶ
10月 マリーゴールド:太陽のような明るさで困難に勝つ
11月 クリサンセマム:長寿と不屈の象徴
12月 ポインセチア:冬の祝福、喜びと繁栄をもたらす
誕生花と重なる植物もありますが、運気アップを意識して贈るのも新しい楽しみ方ですよね。毎月の節目や新しいスタート、記念日のプレゼントにもぴったりです。
植物を贈る際に知っておきたいマナー
大切な人に植物を贈る際は、見た目や花言葉だけでなく、相手への心遣いや日本ならではのしきたり・マナーにも配慮したいものです。
花言葉に注意
例えばザクロには「愚か」、ムスカリには「失意」といったネガティブな意味もあるため、贈り物には避けたいものです。ガーベラの「希望」や胡蝶蘭の「幸福が飛んでくる」など、前向きな花言葉の花を選ぶのが鉄則です。
場面ごとのマナー
「お見舞いの時に鉢植えを送るのはNG」…なんて聞いたことがありませんか?
鉢植えは「根付く=寝つく」に繋がり、病気や怪我が長引くと連想されるため避けるべきとされています。また、香りが強い植物も、病気の方や飲食店などへ送るのは避けた方が良いでしょう。ガーベラなど匂いや花粉の心配がなく、縁起の良い花言葉を持つ花がおすすめです。
開業・開店祝いには胡蝶蘭や観葉植物
胡蝶蘭は幸福を象徴する縁起の良い花言葉を持ち、匂いや花粉も少ないためオフィスや店舗にも最適です。ただし、育てる場所やスペース、枯れた場合の印象を考えて、花が咲かない観葉植物もおすすめです。
相手に合わせた選び方
贈る相手やシーンに合わせて、手間のかからないプリザーブドフラワーや、日持ちする花、管理が簡単な観葉植物も検討しましょう。ラッピングや鉢色にも配慮し、落ち着いた色合いが良いか、カラフルな方が良いか、相手の好みを考えながら選ぶのも楽しいですね。
縁起を担ぐ暦(六曜)にも注意
もうひとつ知っておきたいのが「暦」を意識した贈り方です。日本では六曜という暦があり、お祝い事に最適なのは「大安」、その次が「友引」、続いて「先勝」「先負」が縁起が良いとされています。できるだけ「赤口」や「仏滅」といった縁起の良くない日を避ける、贈る時間帯にも配慮することが大切です。「大安」なら終日吉、「友引」は朝夕吉など、暦に合わせて贈ることでさらに縁起を感じてもらうことができます。
ただし、最近は暦を気にしない方もいるため、相手や場面による配慮も大切ですね。受け取り希望日が暦上あまり良くない場合でも、本人がそれで良ければその日を選ぶ柔軟性も時には必要です。
まとめ
月ごとのラッキーアイテムとして花や植物を贈ることで、相手に“季節の幸運”や“新しい縁起”を届けることができます。さらに花言葉や暦、シーンごとのマナーを押さえて贈れば、受け取る人の心をさらに温かくできます。大切な人への次のギフトに、ぜひ取り入れてみてください。