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お庭の日々

ガーデニングの新定番!ペットフレンドリーな庭とは?

公開日

毎年5月、ロンドンのチェルシー王立病院で開催される、国王立園芸協会(RHS)主催の「チェルシーフラワーショー」。

このイベントは100年以上の歴史を持ち、ガーデニングのトレンドを牽引する存在です。その2025年版で注目を集めたのが、ガーデナーのモンティ・ドン氏が手がけた「犬に優しいガーデン」でした。

モンティ・ドン氏と愛犬

ペットと共に楽しむ庭づくりは、これからのガーデニングの大きなトレンドとなりそうです。

なぜ今「ペットフレンドリーな庭」が求められるのか

庭のソファの上の猫

現代の生活では、ペットは家族の一員。ペットと一緒に過ごす時間は、私たちの生活の質を大きく高めてくれます。けれど、庭に放すと植物をかじったり、トイレにしたり、脱走の危険も。そんな課題を解決し、安心して過ごせる庭づくりが注目されています。

ペットフレンドリーな庭づくりのポイント

1. 安全な植物選び

猫とガーデニング

まず大切なのは、ペットに害のない植物を選ぶこと。万が一イタズラされても、多少の乱暴な扱いにも耐えられる、株立ちの良い植物がおすすめです。ラベンダー、ローズマリー、タイム、セージなどは安全で見た目も香りも◎。

逆にユリやヒガンバナ、トマトの葉、ニンニクやネギ類などは危険なので避けましょう。

2. 安全な境界と脱走防止

柵に挟まる犬

ペットが庭で遊ぶ際、まず気をつけたいのが脱走防止です。しっかりとしたフェンスや柵を設置し、隙間や穴がないか定期的にチェックしましょう。犬やウサギは高いフェンスでもジャンプして乗り越えたり、穴を掘って脱走することもあるので、フェンスの下に石や砂利を敷くのも効果的です。

3. 遊び場・休憩スペースの確保

穴を掘る犬

ペットが自由に走り回れる広いスペースや、日陰で休める場所を設けることも大切です。ペット用の遊具やアジリティコースを設置したり、砂場を作って「ここなら掘ってもOK」というエリアを作るのも効果的です。こうした工夫で、ペットはストレスを発散し、飼い主も庭の植物が荒らされる心配が減ります。

また、夏は日陰を作り、水飲み場を設置して、ペットが快適に過ごせる環境を整えましょう。タイルや石を敷けば、ひんやりとしたクールダウンスポットにもなります◎

4. 害虫対策とペットの安全の確保

バードフィーダー

殺虫剤はペットにも非常に有害であるため、殺虫剤の使用はできるだけ避けるのが賢明です。使用する場合は、数日間ペットをその場所から遠ざけましょう。

殺虫剤の代わりに、自然のもので代用することもできます。たとえば、砕いた卵の殻はナメクジやカタツムリを植物から遠ざけるのに役立ちます。グレープフルーツの皮は、虫を捕獲するのに使えます。バードフィーダーで庭に野鳥を誘い、ナメクジや虫を捕獲してもらうのも良いアイデアです。

ペットが庭をトイレにしてしまう時の対策

犬のトイレ禁止マーク

「多様性」が叫ばれる昨今、その波はガーデニング界にも押し寄せており、“芝生の多様化”と“再野生化”が、特に犬のおしっこ対策に一役買いそうです。芝生は犬のおしっこによって黄色く変色してしまいますが、芝生にクローバーを混ぜて植えることで、クローバーが緑色を保ち景観を損ねません。

また、野良猫が庭に侵入してくる場合、トイレとして柔らかい土や砂を好み、花壇や庭の隅が狙われやすくなります。花壇や土の上に石やチップを敷き詰めると、猫が入りにくくなりますし、モーションセンサー付きのスプリンクラーを設置して、驚かせて追い払うのも効果的です。

レモンの皮やラベンダー、レモンタイムなどの柑橘系の香りは猫が嫌う傾向があり、これらを混ぜた水を庭にこまめにスプレーしておくのも効果がありますよ。

おわりに

庭で犬と戯れる少女

ペットも人間も安心して過ごせるペットフレンドリーな庭づくりは、これからのガーデニングの新スタンダードになると思います。さまざまな工夫を組み合わせることで、ペットと共に楽しめる理想の庭が実現できます。家族の一員であるペットたちにも、ぜひ快適なガーデンライフを♪

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