持続可能な庭作り~夏の終わりから秋にする庭の準備~
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いよいよ暑い夏がやってきますね…
気が早いですが、秋から家庭菜園やガーデニングなど庭仕事を始めようと考えている方もいるのではないでしょうか?
夏の暑さに人はバテてしまいがちですが、人と同様に植物や土もダメージを受けてしまいます。夏の疲れが出てくるころに、秋に向けてのガーデニングの準備として庭の手入れが必要です。
そこで今回は、夏の終わりから秋にかけてしておきたい庭の手入れをご紹介します。
剪定
多くの植物にとって夏は成長期にあたります。枝や葉が茂ってくるので、剪定のタイミングです。台風によって枝や幹が折れたり、木が倒れたりという被害を防ぐためにも剪定を行い、風通しを良くしましょう。
※花や実がなる植物は、花芽や実を損なわないように剪定タイミングには注意してくださいね。
剪定は、どの枝を切るか判断したり、見た目のバランスを考えたりしながら行う必要があります。切ればOKというわけではないので、自分でやるには意外と大変な作業です。ゴミの処理も面倒なので、専門業者に一度相談してみるのをおすすめします。
水やりの調整
夏には植物にたっぷり水をあげると思いますが、暑さが落ち着いたころには水やりの頻度や量を調整しなければなりません。雨が降るなど天候にも左右されるので、土壌の湿度を見ながら行ってください。
雑草
雨の増加や湿度の上昇により、雑草が生えるペースが早くなる場合も。雑草は他の植物の成長を妨げてしまうので、雑草を見つけたら早めに除去するようにしましょう。根が深く手で引き抜くのが大変な場合は、道具を使うと◎土の表面を「マルチング材」で覆うと、雑草が生えにくくなるだけでなく、土の乾燥も防げるというメリットもありますよ♪
病害虫のチェック
夏の終わりから秋にかけて植物は弱っており、病害虫の被害を受けやすい状態にあります。葉が変色していないか、虫たちに食べられた様子はないかなど観察して、広範囲に害虫被害が広がらないようにしましょう☝️
枯れた花や葉の除去
夏の間に咲いた花や伸びた葉が枯れた場合は、病気や虫が発生する原因になってしまうことがあるので、はさみを使うなどしてしっかり取り除きましょう。バラやハーブをはじめとした植物は剪定することで、新しい芽が出やすくなるという嬉しい効果も✨秋に咲く花や植物を植えるために、花壇の整備や土壌改良を行うと、秋からのお庭時間を楽しめますよ。
土壌改良
夏の間に土壌は乾燥して、水はけが悪くなってしまうことが多く見られます。土壌改良材や堆肥を活用して、土壌を改善しましょう。
まとめ
今回は秋からの庭仕事の前にやるべきことをご紹介しました。人間と同様、植物や土も夏の暑さでダメージを受けてしまうので、秋から始めるガーデニングや家庭菜園の前にしっかり準備をしましょう!少し面倒に思われるかもしれないですが、この手入れをすることで秋から、さらには翌年の植物の成長にもつながりますよ✨