自然×テクノロジーで庭づくりが進化!2025年注目のガーデニングトレンド5選
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庭は、ただ植物を育てる場所——それだけではなくなってきました。
今、世界で注目されているのは「自然との共生」や「自分らしい空間」としての庭づくりです。さらに、そこにはスマート技術やエコの視点まで加わってきています。
今回は、ガーデニングの本場イギリスから2025年版ガーデニングのトレンドを紹介します。
自然との共生型スタイル「ワイルド&カオス・ガーデン」
イギリスでは、昨年から「カオス・ガーデニング」が人気を集めています。庭を綿密に設計するよりも、種を蒔いて何が育つかに驚くことを好むガーデナーが増えているんだとか。
植物をきっちり整えて植えるのではなく、野草や在来植物を混ぜて自由に育て、小鳥やミツバチ、小動物たちが訪れる“ちいさな生態系”をつくる「ワイルドライフ・フレンドリー・ガーデン」や、愛犬のための庭づくりも話題を集めています🐝🐶
食べられる庭の最前線「ノーディグ・エディブル・ガーデン」
「エディブル・ガーデン」も注目のスタイルです。多年性のハーブや果物、野菜など、食卓にも役立つ庭が人気です。
環境再生型栽培「ノーディグ・ガーデニング」も注目されており、庭の廃棄物を土壌改良剤に変えるバイオ炭窯の開発など、自分で堆肥作りを始めようという意識が高まっています。これにより、食材となる植物の有機栽培が可能です🌱
堆肥を作るスペースがない人には、手軽に堆肥を作る「チョップ&ドロップ」という方法が話題に。冬越しした植物の茎を切り落とし、細かく切り刻んでから再び土に戻せば、ミミズや微生物の働きで自然に分解され、土壌に栄養分が戻ってくるという仕組みです。
スマートテクノロジーで安心・便利な管理とラクラク水やり
ガーデニングにもスマート化の波が来ています。天気や土壌の状態に応じて自動で水やりをしてくれるスマート灌漑システムはスマホ一つで操作できるので、忙しい日々や旅行の時に頼もしい存在です。この他にも、植物の健康状態をスマホで確認できるセンサー付きプランターなど、最新のガーデンテックも進化中。
一方で、限りある資源を大切にする意識も高まっています。おしゃれな雨水タンクや再利用システムを活用すれば、節水しながら植物にもやさしいガーデニングが実現します。
ソーラーライトやLEDでライトアップすれば、夜の庭も立派な癒しのステージに✨
癒しの空間「ガーデン・サンクチュアリ」
庭は自分だけの癒しの空間。外の自然と内なる自分をつなぐ場所として、再び注⽬されています。
ガーデニングは、心身の健康に良い影響を与えることが研究でも示されており、健康増進の一環として、今年も引き続き人気です。鮮やかな色や明るい色の植物を取り入れたり、オーガニック野菜や果物を育てたりすることは、精神衛生にも役立ちます。
視覚だけでなく香りにもこだわる「セント・ファースト・プランティング」も、今どきの庭づくり。ラベンダーやミント、ローズマリーなど、香り豊かな植物を植えて、五感でリラックスできる空間を演出するのがトレンドです。
ガーデン・パーティーが帰ってきた!
2025年は、再び人とつながる庭の活用法に注目が集まっています。
普段は一般公開されていない庭園の少人数制のプライベートガーデンツアーは、これまで以上に人気が高まっており、イギリスでは、庭でランチを楽しむイベントが含まれているツアーもあるんだそう🍽️
ピクニックやガーデンパーティーといった屋外での集いもまた、新たなスタンダードになっています。
おわりに
ガーデニングは、日々の暮らしを表現する“もうひとつの空間”へと進化しています。自然と寄り添いながら、テクノロジーを味方にする——そんな庭のあり方が、これからの暮らしをもっと豊かにしてくれます✨
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