家庭菜園を始めよう(5)~コンパニオンプランツ~
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家庭菜園を始めたいけど、何から始めればいい?という方に向けて、家庭菜園に役立つ情報をお届けしています!
第5弾となる今回は「コンパニオンプランツ」をご紹介します。
- せっかく自分で野菜を育てるなら無農薬で作りたい!
- 子供がいるからできるだけ農薬は使いたくない…
という方にコンパニオンプランツはおすすめです。上手く活用できれば、農薬を使わずに野菜を収穫できますよ✨
コンパニオンプランツとは
コンパニオンプランツ…
近くに植えることで互いに良い影響を与え合う植物の組み合わせのこと
コンパニオンプランツの効果
コンパニオンプランツを取り入れることで、期待される主な効果は3つあります。
- 害虫・病気の予防
- 生育促進
- 風味が良くなる
おすすめのコンパニオンプランツ
家庭菜園で取り入れやすいコンパニオンプランツの組み合わせをご紹介します💡
きゅうり×ネギ🥒
ネギは、きゅうりなどのウリ科の野菜と相性がいい野菜。ネギ科の根にいる菌が土壌中の病原菌を減らしてくれるので、きゅうりの病気を防ぐ効果があるといわれています。
トマト×バジル🍅
トマトとバジルは、代表的なコンパニオンプランツの例です。バジルの香りがトマトの害虫であるアブラムシを遠ざける効果があるだけでなく、バジルが土壌の水分を適切に保ってくれるためトマトの糖度を向上させる働きもあるといわれています。イタリア料理に使う食材の組み合わせとしても最高ですね!
トマト×ニラ🍅
ニラの根や茎に共生する拮抗菌と呼ばれる菌が、土壌中の病原菌を減らしてくれます。そのためトマトに起こりがちな病気を防いでくれます。
ナス×ショウガ🍆
ナスは全体に日が当たるようにする必要があるため、株と株の間隔を広くとる必要があります。草丈も高くなるので、株元には隙間が…この隙間にショウガを植えるとスペ―スを有効活用することができるのです!ショウガは日陰でもよく育ちます👍ナスとショウガでは生息する微生物なども異なるため、土壌に住む生物も豊かになり、害虫被害の防止にもつながります。
有能なコンパニオンプランツ!マリーゴールド
マリーゴールドが持つ独特の香りは、アブラムシやコナジラミといった害虫が嫌います。また葉や根に含まれるセンチュウという成分は害虫の発生を抑える働きがあります。マリーゴールドは、トマト・ナス・きゅうりといった夏野菜と相性がよく、害虫を寄せにくくなるので、特におすすめです。
コンパニオンプランツ活用の注意点
コンパニオンプランツを活用する際には、以下の点に注意が必要です。
相性の悪い組み合わせもある⚠️
すべての植物が相性が良いわけではありません。相性が悪いと、互いの生育を妨げてしまうこともあるので注意が必要です。コンパニオンプランツをする場合は、育てたい野菜とどの植物が相性がいいのか植える前に調べてくださいね🔍
ミントなど繁殖力が高い植物は、他の植物を駆逐してしまう可能性も⚠️
植える距離と配置⚠️
植物同士の距離が近すぎると風通しが悪くなり、病気の原因となることもあります。
まとめ
コンパニオンプランツを活用することは、農薬に頼らずに野菜を育てるのに有効な手段です。植物同士の相性を理解し、適切な組み合わせを選ぶことで、環境に優しい野菜作りが可能となります。ぜひコンパニオンプランツを取り入れて、持続可能な家庭菜園を楽しんでください。
ニワナショナルでは家庭菜園に関するご相談を承っております。
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