低カロリーで栄養満点!むくみ解消&美容効果も!白菜の魅力
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冬の定番野菜といったら「白菜」ではないでしょうか?
白菜は和洋中と幅広く料理に使えるのが魅力の野菜のひとつです。
今回は白菜の歴史について触れ、白菜に含まれる栄養とその健康効果について深掘りしていきます💡
白菜の歴史
白菜の原産地はご存じでしょうか?白菜の英語名は「CHINESE CABBAGE」(直訳:中国のキャベツ)。中国北部が原産地といわれ、10~11世紀頃の栽培記録が残っています。現在の日本では漬物や鍋の具材として定番の野菜ですが、日本における白菜の歴史は意外と浅く、日清・日露戦争の際に兵士が中国から持ち帰り、日本各地で栽培が開始されました。昭和初期には全国に定着していきました。
白菜に含まれる栄養素
成分のほとんどが水分にもかかわらず、栄養素も豊富で、低糖質・低カロリー✨
- カリウム
- カルシウム
- ビタミンC
- 葉酸
- ビタミンK
- 食物繊維
白菜の健康効果
風邪予防
白菜に含まれるビタミンCはストレスから身体を守る働きがあります。免疫力を高める効果が期待できるので、風邪予防にも✨
むくみ解消
カリウムには、体内のナトリウムを排出する働きがあります。そのためむくみにお悩みの方にはおすすめ食材です。
血圧を下げる
カリウムには血圧を下げる働きがあるため、高血圧が一因となる生活習慣病の予防にもぴったり◎
骨粗しょう症予防
あまりイメージがないかもしれませんが、白菜にはカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯を作る上で欠かせない栄養素です。ビタミンD、ビタミンKと一緒に摂取するとより効率よくカルシウムを摂取できます。
- ビタミンDを含む食材:魚、卵、きのこ
- ビタミンKを含む食材:納豆、海藻、緑黄色野菜
美容効果
美容やアンチエイジングに欠かせないのが、コラーゲンの合成に関わるビタミンCです。コラーゲンは皮膚、軟骨、血管、内臓などの組織を構成する成分であるため、健康維持のためにもコラーゲンのもととなるビタミンCは積極的に取り入れたい栄養素のひとつです。
またビタミンCは、貧血予防や抗酸化作用が期待できます。
腸内環境を整える
白菜には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激するため、便秘解消に期待できます。
また水溶性食物繊維は、腸内環境を整えるだけでなく、血糖値の急激な上昇を抑える・コレステロールの吸収を抑制するといった働きもあるため、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防にも◎
栄養素を逃さない白菜の食べ方
生で
ビタミンC、葉酸は熱に弱いため、生のままサラダでいただくのがおすすめ。繊維が柔らかく甘みも強い、内側の葉を使うとよりおいしいですよ♪
加熱して汁ごと
鍋などで煮込んで使用することも多い白菜ですが、長時間茹でることでカリウムなどのミネラルがゆで汁に流れ出てしまいます。ミネラルを摂取したい方は、スープや鍋にして煮汁までいただくようにしましょう。また加熱するとかさが減り、量もたくさん食べられるので、食物繊維を摂取したい方にもおすすめの食べ方です👍
白菜の選び方
- ずっしり、重みがあるもの
- 葉がぎっしり詰まっているもの
- 切り口がみずみずしく、芯が盛り上がっておらず平らなもの(カットされて販売されている場合)
白菜の疑問
白菜の芯に黒い点々があるけど、食べてもよいのか?
➡白菜の黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれ、高温・肥料が多すぎたなど栽培環境によるストレスに起因されるものです。黒い斑点はポリフェノールなので、食べてもOK!
まとめ
今回は白菜についてお伝えしてきました!水分がほとんどを占める白菜に栄養はあるのかと思いきや、必要な栄養素が多く含まれているのでぜひとも摂取したい野菜です。カロリーも低く、ダイエットをしている方にもおすすめの食材。白菜を色々な料理に使って、色々な栄養素を摂取して、風邪に負けない生活を送りましょう💪