不眠解消に効果的な5つの観葉植物:寝苦しい夏の睡眠をサポート
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暑い季節になってきました🌞
こうも暑いと、寝苦しい夜も増えてきますね🥵
眠りにつくこと(あるいは眠り続けること)が難しいと感じている人は、あなただけではありません。
厚生労働省の「e-ヘルスネット」によれば、一般成人の30〜40%が不眠症状を持ち、そのうち約10%が慢性不眠症なんだとか。また、不眠症は加齢とともに増加し、60歳以上では半数以上が不眠症状があると言われています。日本では成人の5%が睡眠薬を使用しているのだそうです。
このような不眠症や睡眠障害は、全身の健康にも影響を及ぼします。睡眠不足は、ストレスや注意散漫、さらには健康状態の悪化につながる可能性があります。
良質な睡眠には、睡眠方法や就寝習慣(規則正しい生活)など、いくつかの要素が関係しています。そして、より良い睡眠を得るためのもうひとつの自然な方法として、植物を活用してみてはいかがでしょう🌳
今日は快適な睡眠をサポートする観葉植物🪴をご紹介します。
NASAもおススメ?!睡眠をサポートする5つの観葉植物
観葉植物を部屋に置くことは、部屋を素敵にするだけでなく、アロマの香りや空気を浄化する効果で睡眠を助けてくれる植物もあります。
ゴールデンポトス
ゴールデンポトスは睡眠を助け、空気浄化にも最適です。NASAの研究レポートによると、この植物は就寝中(そしてそれ以外の時間も!)の寝室の空気を浄化することが証明されています。空気中の毒素を除去し、清潔で安全な呼吸環境を提供してくれます。
ジャスミン
入眠時にジャスミンの香りを吸い込むと、より安眠できるということがわかっています。ある調査では、ジャスミンの香りを嗅ぎながら眠りについた人は、目覚めたときに不安感が少なく、より安らかに眠れたと報告されています。
イングリッシュ・アイビー
夜間の呼吸が気になる人は、寝室にイングリッシュ・アイビーを置いてみましょう。この植物は、寝ている間に喘息に関する呼吸の問題を改善することが研究で明らかになっています。また、空気清浄にも最適です。
オリヅルラン
NASAの研究レポートによると、オリヅルランは空気中のホルムアルデヒドを除去するのに適していることが明らかになりました。また、他の観葉植物と同様、酸素を増やし、二酸化炭素を吸収してくれます。
シュロチク
シュロチクもまた、NASAの研究レポートに掲載されており、その空気浄化能力の高さが認められています。空気中のベンゼン、トリクロロエチレン、ホルムアルデヒドに作用することが証明されています。この植物を寝室の隅に置けば、ポップで楽しいインテリアになります。
おわりに
睡眠をサポートする植物は、他にもアロエやゴムの木、ピースリリー、ラベンダーなど様々あります。今回はその中でも、空気の浄化に長け、安眠効果をもたらす植物をピックアップしてみました。
夏は始まったばかり!
植物の力を借りてたっぷり睡眠をとり、明日の活力につなげましょう!💪
※本記事に含まれる情報は、教育および情報提供のみを目的としたものであり、健康上または医療上のアドバイスを意図したものではありません。病状や健康上の目的について疑問がある場合は、必ず医師または資格を有する医療提供者にご相談ください。
参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット, “不眠症”
NASA, “INTERIOR LANDSCAPE PLANTS FOR INDOOR AIR POLLUTION ABATEMENT”