子どもの日🎏菖蒲湯、柏餅
公開日
子どもの日🎏
5月5日はこどもの日です🎏
古く昔から端午の節句とも呼ばれていますね。
もともとは端午の節句は男の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをする日でしたが、
1948年に法律で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として子供たちみんなをお祝いする「こどもの日」となりました。
子どもの日と言えばこいのぼりや兜飾りは有名ですが、今回はこどもの日と関りが深い植物に注目してましょう!
菖蒲(しょうぶ)
菖蒲湯、菖蒲の飾り
子どもの日にはしょうぶ湯に入ったり、菖蒲の花を飾るという風習があります。
しょうぶ湯に入るようになった由来は
古代中国は5月は病衣や災厄が多い月とされていて厄を払うために菖蒲を使用し、菖蒲の強い香りが邪気を払うとされていたそうです。その風習が日本にも伝わりしょうぶ湯入るようになったそうです。
江戸時代に武家の勢力が強くなると、菖蒲の花は「尚武(しょうぶ)」、「勝負」と同じ発音であることから、武家にとって縁起の良い花と言われ始めたそうです。
やがて後継ぎとなる男の子が生まれると、たくましく成長するようにとの願いを込めて菖蒲の花を飾る風習ができたとされています。
菖蒲と花菖蒲
菖蒲湯に使う菖蒲と花菖蒲は全く別の植物なんです!!
菖蒲湯に使う菖蒲はサトイモ科、花を咲かせる菖蒲はアヤメ科です。
花菖蒲の葉が菖蒲の葉っぱに似ていることから名づけられたそうです。
花菖蒲もこどもの日と同じ時期に咲き始めるので今ではこどもの日に飾る花として定番となっています!
柏餅
柏餅に使われる柏の葉。
柏の木は古くから縁起物とされていて、新芽が出るまで葉を落とさないことから「家系が途絶えない」「子孫繁栄」の願いが込められてこどもの日に柏餅を食べるようになったそうです。
✨🎏今年のこどもの日は是非しょうぶ湯・柏餅に注目して過ごしてみてください🎏✨