ドクダミ草の駆除に、草取りや草むしりは間違いってホント?
公開日 2019/05/08
更新日
ドクダミ草の除草・駆除で草取りや草むしりをしてしまっていませんか?
ドクダミ草の除草や駆除と聞いて思い浮かべるのは
「とにかく生えているドクダミ草を片っ端から摘み取ること!」と思っていませんか?
実はこれは大きな間違いです!
ドクダミ草の本体は地下にあるため、除草で草取りはほとんど無意味です。
ドクダミ草はいくら草取りしても数日後にまた出てきてしまいますよね。
ではどうしたらいいのか?
まずはドクダミ草の性質を知りましょう!
ドクダミ草の性質
【ドクダミ草の性質と特徴】
- 地下茎という根のようなものを地面深くに横に伸ばしていく植物です。
- 地下茎は地表の葉の数とは関係なくどんどん成長します。
- 葉っぱや根・茎をいくらちぎっても、再生します。
表面だけ綺麗に草取りしても、地下でどんどん成長し、より広がって発生してしまいます!
つまり地下茎・根を全て取り切らないと永遠に生え続けるんです……。
そのため、いくら地上でプチプチつみとっても、その場しのぎにすぎません。
根を全て掘り起こせば除草できますが、他の植物の根も掘り起こすことになります。
これは現実的ではありません。
ドクダミ草の駆除には葉っぱにかける除草剤を使用します。
ドクダミ草の葉っぱにかけて、根を枯らす効果のある除草剤があるんです。
葉から根に作用するグリホサート系除草剤という液状の除草剤を使います。
枯らしたい植物の葉から吸収させて、根に作用して枯らす除草剤です。
これをドクダミ草の葉に散布します。
散布後は大体2~3週間で根まで作用して枯らせてくれます。
「生き残ってまた出てきた葉に除草剤散布」という作業を繰り返すうちにドクダミ草を駆除することができます。
ただ、近隣のお宅にドクダミ草がいたら、駆除しきれなかったら、また生えてきます。
ドクダミ草などの雑草対策には、防草シートもおすすめです!
地下に根が残っていようと、ドクダミ草などを地表に出させないのが防草シートです。
防草シートを地面にひいてしまえば、それを突き破ってこれる雑草は、ほぼいません。
防草シートを張った上に人工芝や砂利敷きをすると見た目もスッキリ!
雑草が生えたい放題の土から解放されます!
ただ……防草シートと建物や塀・コンクリートのちょっとしたすき間からも、ドクダミ草が出てきてしまうことがあります!
防草シート自体はしっかり防草されていますが、ほんのちょっとの隙間からドクダミ草が出てきてしまうことがあります。
そんな時は先にご紹介したの葉っぱにかける除草液剤を利用してみてください!
そして、ドクダミや雑草でお困りになりました際には、ニワナショナルがやっつけに行きますので、
お気軽にお声掛けください!