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芝生の中にいつの間にかキノコがポツポツ…🍄
見た目が気になるだけでなく、「芝生が病気なの?」「どうしたらいいの?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
実は、芝生にキノコが生えるのは“お庭からのSOSサイン”なんです。
芝生とキノコの関係を知ることで、再発を防ぎ、健康な芝生を保つことができます🌱
こちらの記事では「原因・対処法・根本改善」までをわかりやすく解説します💡

🍄なぜ芝生にキノコが生えるの?
キノコは、湿った場所や有機物が多い土壌を好む菌類(カビの仲間)です。
つまり、キノコが生えているということは——
「菌が育ちやすい環境になっている」サイン。
芝生でキノコが生えやすくなる主な原因は以下のとおりです👇
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🌧 湿気が多い(雨が続いた・排水が悪い)
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🌿 通気性が悪い(土が固くなっている)
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🌤 日当たりが悪い(木陰・建物の影など)
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🍂 刈りカスや枯れ根が残っている(分解が進むと栄養源に)
これらの条件がそろうと、地中の菌糸が成長し、地表にキノコが顔を出します。
このように芝生にキノコが生える原因は、土壌や湿度などの環境要因が大きく関係しています。。
💧キノコが生えたときの応急処置
まずは見つけたら、早めに取り除きましょう。
そのままにしておくと胞子が広がり、再び発生する原因になります。
次に、芝生用の殺菌剤・抗菌剤を使用して菌の繁殖を抑えます。
市販の「ベンレート」や「トップジンM」など、芝生にも使えるタイプを選びましょう。
ただし注意点⚠️
→ 抗菌剤は“表面的な対処”です。
根本的に環境が悪いままだと、しばらくしてまたキノコが出てしまうこともあるので土壌改良でキノコを防ぐことが大切です。
🌱根本から改善するには「土壌環境の見直し」が大切!
キノコが繰り返し生える芝生は、土が締まりすぎていたり、水はけが悪いケースが多いです。
以下のような対策で、土壌を健全な状態に整えましょう👇
✅ エアレーション(穴あけ)
芝生に専用のローラーやフォークで小さな穴を開け、空気と水の通り道をつくります。
→ 通気性が良くなり、根が健やかに育ちます。
✅ 目土入れ(めつちいれ)
穴を開けた後に、新しい土を薄くまくことで、微生物環境を改善します。
→ 古い有機物を分解しやすくなり、キノコの原因を減らせます。
✅ 刈りカス・落ち葉をこまめに除去
放置するとキノコのエサになるため、こまめな清掃と乾燥管理が大切です。
☀️日当たりや湿度が悪い場所は「芝生以外の選択」も検討を
木陰や建物の北側など、どうしても日当たり・風通しが悪い場所では、
どうしても健康な芝生・土壌環境を維持するのが難しいこともあります。
そんな場所には、下記のような芝生以外の選択肢もおすすめです🌿
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クラピア・ディコンドラなどの日陰に強いグランドカバー
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防草シート+化粧砂利、防草シート+人工芝でお手入れを軽減
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ウッドチップ敷きでナチュラルな雰囲気に
環境に合った方法を選ぶことで、見た目も美しく、メンテナンスもぐっと楽になります。
🌿まとめ|キノコは「芝生のSOS」かも!
芝生にキノコが生えるのは、「菌が繁殖しやすい環境になっている」サインです。
抗菌剤での応急処置に加えて、土壌の通気性・排水性を改善してキノコを防ぐことが再発防止のカギ。
🌿ニワナショナルでは、
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芝生の環境改善(エアレーション・目土入れ)
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日陰地のグランドカバー提案
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芝生の張り替えやリニューアル(人工芝・砂利など)
など、状態に合わせたご提案が可能です。
芝生にキノコが繰り返し生えてお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください😊🍄







