指の健康を守ろう!キーボードフィンガーの原因とその対策
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「キーボードフィンガー」という言葉を知っていますか?
パソコンのタイピング作業が多い方で、手や指が痛かったり、不快感を感じたりしたらそれはキーボードフィンガーかもしれません。
私もパソコン作業をしていて指が痛くなるときがありますが、集中力もなくなり、作業効率が下がってしまいます😢
手や指に痛みや不快感は、できるだけ早めに対処したいものです。
今回は、キーボードフィンガーの原因と対策についてご紹介します。
キーボードフィンガーの原因
長時間のキーボード操作
キーボードフィンガーの主な原因は、キーボードを長時間使用することです。
連続してキーボード操作をすることで、手や指の筋肉などに負担がかかってしまい、様々な症状が現れてしまいます。
タイピングする際の手の位置や姿勢が悪い
キーボードを使用する際の姿勢や作業環境が適切でないと、特定の部位に負担がかかってしまうので、痛みや炎症につながってしまいます。
特にキーボードに置いたときに手首を上に反らした状態になる方は、キーボードフィンガーになりやすいようです。
のちほど解説しますが、椅子・デスクの高さ、手首をサポートする腕置き台などの使用が有効といわれています。
タイピングの作業量が多い
高速で長時間タイピング作業を行うと、指や手にかかる負担は大きくなってしまい、キーボードフィンガーになるリスクも高まってしまいます。
キーボードフィンガーの症状
- 手や指の痛み
- 指が曲がらない
- 炎症・腫れ
- しびれ
手や指の痛み
キーボードフィンガーの主な症状が、手や指の痛みや不快感です。
タイピングを行うときに痛みが生じ、さらに日常生活に支障をきたす場合も。
指が曲がらない
指の曲げ伸ばしがしづらかったり、痛みが出たりします。
タイピングの速さが低下したり、正確性も落ちるため、仕事効率も低下してしまう可能性があります。
炎症・腫れ
長時間キーボード操作をすることで、指や手首に炎症や腫れが生じる方も。
しびれ
キーボード操作で神経が圧迫されると、手や指にしびれが出る場合もあります。
キーボードフィンガーの対策
自分に合ったキーボードを選ぶ
キーボードといっても色々な種類が販売されており、キーボードフィンガー対策として重視するポイントは主に3つです。
- キースイッチ
キーが推されたときに通電し、パソコンに押されたことを知らせるスイッチ機能のこと。 - キーストローク
キーを押し下げたときの深さのこと。
キーを強く叩く人は、深めのキーピッチを選べる製品がおすすめ。 - キーピッチ
キーとキーの距離のこと。
自分のタイピングのくせにキーボードが合っていないと感じる方は、キーボードの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
正しい姿勢と手首の位置を適切にする
猫背にならないような環境作りが必要です。
また手首を反ることが指や手首に負担につながるため、手首をのせるクッションや台を置くのがおすすめです✨
こまめに休憩をとり、マッサージやストレッチをする
長時間同じ姿勢をとることで、手首などに負担がかかってしまいます。
こまめに休憩をとって、マッサージやストレッチをすると有効です。
私は、前腕をマッサージするとかなり指の疲労が回復します。(個人的な意見です)
まとめ
仕事をする上で、パソコン作業は欠かせないものです。
パソコン作業と目の関係についてはよく話題になると思いますが、手や指の健康もとても大切です。
「少しの違和感だから大丈夫だろう」と我慢するのではなく、症状がひどくならないように使用するキーボードなどのアイテムを自分に合ったものにしてみてくださいね🌟
※症状が長引く場合には、専門機関を受診してください。
ニワナショナルの企業理念
「ウェルビーイング(wellbeing)」
(身体的・精神的・社会的にも良好な状態・満たされた状態であること)
に基づき、「健康」に関する話題を今後も発信していきます😊