節分👹
公開日
2月3日は節分です👹
「節分」とは“季節を分ける”という意味をもっていて、春夏秋冬全ての季節の変わり目のことをさします。旧暦の春は1年の始まりであり、とても大切されていたことから立春が暦上で残り、その前日を節分と指すようになりました。
そして節分といえば豆まき!!季節の変わり目は邪気が入りやすいということから「鬼は~外!!福は~内!!」と言いながら豆をまいて邪気を払い🖐無病息災を祈ります。
みなさん節分にまつわる植物にどんなんものがあるのかご存じですか?
節分行事で使われる植物として「ヒイラギ」と「トベラ」があります🌿
「ヒイラギ」と「トベラ」
柊(ヒイラギ)
ヒイラギとはモクセイ科モクセイ属の常緑高木です。
花の咲く時期は11月~12月の寒い時期に小さな白い花を咲かせます。
近づくとキンモクセイのような甘い香りがしますが、キンモクセイ程強い香りではありません。
クリスマスのリースなどに使われるヒイラギは「西洋ヒイラギ」といってモチノキ科に属すため種類が違います。
節分では柊鰯を飾るという風習があります🐟🌿
葉の付いたヒイラギの枝にイワシの頭を刺したものを玄関に飾って、鬼(邪気)が家に入ることを防ぐと言われてます。
柊のトゲトゲした葉や鰯の臭いが鬼が苦手なものとして使用するようになったようです。
トベラ
トベラはトベラ科の常緑低木です。海岸近くに生える丈夫な低木です。
花は4~6月に5弁の白い花を咲かせます。実は熟すと赤く粘った種子を出します。
一部の地域では節分ではヒイラギと同様に玄関扉に飾ります🌿
トベラは枝を折るとチーズのような独特な臭いがして、燃やすと臭いが強まります。
また葉を燃やすとパチパチと大きな音が鳴ります。
この音や臭いを鬼が嫌う、鬼を退治すると言われています👹
伝統行事と植物
最近は節分と言えば「豆まき」「恵方巻🍣」が注目されがちですが、伝統的な風習であるヒイラギやトベラを玄関に飾って邪気を払い、1年の無病息災を願ってみるのはいかがでしょうか✨✨