雑草対策の種類とメリットとデメリット
公開日 2018/01/10
更新日
お庭があれば、必ずあるもの!
それは雑草のお悩み!
土があれば、どこからともなく種が飛んできていつからか芽吹き、放っておけばいつの間にかお庭が雑草だらけに!ということが起こってしまいます。
雑草も種類はさまざま。よく生えている雑草をご紹介します。
こちらは、セイタカアワダチソウがお庭いっぱいに生えてしまいました。
高さは成人男性以上になり、手がつけられない状態に……。
猫じゃらしでいっぱいに。
今年は猫じゃらしだったそうで、毎年生えてくる雑草が違うそうです。
種がどこからかきてしまうんですね〜。
こちらは、スギナが砂利の間からまんべんなく生えてしまいました。
こちらも雑草といえば雑草……。
いつの間にか生えていて、塀を越える高さに。さらに奥に行くと……。
ヨウシュヤマゴボウがモサモサに!こちらも雑草扱いです。有毒だし、実の紫色はすごい色でついてしまうと落ちにくいです……。多年草で、一度生えると毎年育ってしまいます。
こちらは、THE BEST OF 雑草!のドクダミ&ヤブガラシです。
ドクダミは地下にある根っこでどんどんどんどん増えていき、一度根が張ってしまうと完全に取り除くことがとっても難しいです……。
ヤブガラシはつる系の植物で、どんどん伸びていきその名の通り藪も覆い尽くして枯らしてしまうほどの繁殖力です。
もちろん、草取り、草刈りもできますが、夏は生育が早く、一度刈っても一ヶ月後にはびっしり復活してしまいます。
もう草が生えない庭にしましょう!
雑草が生えない庭になったら、どんなに楽か……。
ここでは、雑草対策をご紹介します!
とはいえ、雑草はちょこっとでも土があったらすぐ根を張ります。どんな対策も永遠に草が生えないとはいきません。アスファルトだってコンクリートだって割れ目や、道の端に溜まった土から雑草が芽を出します。
大切なのは、日々のケア。
小さい芽は、小さいうちに取り除くことが大事です。
なので、なるべくお手入れの楽な庭にする!ということが大事だと考えます。
雑草がなるべく生えないお庭づくり
ニワナショナルの「なるべく雑草が生えないお庭づくり」とは、
「なるべく土の部分が少なく、庭のお手入れが苦にならないお庭づくり」を意識してご提案しています。
作業事例と各作業のメリット、デメリットをご紹介します。
防草シート+砕石
↓
<メリット>
・安価
・すっきりする。
<デメリット>
・庭一面が砕石になるので、景観・イメージが大丈夫かどうか?
・石の上に、枯葉や花柄が落ちます。土の上なら分解されますが、砕石なのでそのままになって積もって行ってしまいます。風で飛ばすブロアーという機材があると掃除も楽になります。
防草シート+人工芝
↓
↓
<メリット>
・青々した芝生の景色が一年中楽しめる
・見た目が良い
<デメリット>
・際から雑草が生えるので、見つけ次第抜いてもらう。
防草シート+クラッシュレンガ
↓
<メリット>
・見た目が明るく、テラコッタや花ともよく合う。
・粒が細かいので、狭い場所だったら防草シートがなくても割と芽が生えない。
<デメリット>
・砕石よりちょっと高価
・石の上に、枯葉や花柄が落ちます。土の上なら分解されますが、砕石なのでそのままになって積もって行ってしまいます。風で飛ばすブロアーという機材があると掃除も楽になります。
防草シート+ガーデンストーン
↓
<メリット>
・色や形の種類が豊富
<デメリット>
・砕石より高価
・石の上に、枯葉や花柄が落ちます。土の上なら分解されますが、砕石なのでそのままになって積もって行ってしまいます。風で飛ばすブロアーという機材があると掃除も楽になります。
固まる土
↓
施したい場所を整地後、固まる土を厚く敷き詰め、水をかけて固めます。
見た目は土で、ナチュラルな仕上がりになります。
<メリット>
・見た目が土のようなので、自然な仕上がりになる。
・自由に形が作りやすい
<デメリット>
・上に砂や土がたまると、雑草が芽吹いてしまうので、ホウキなどではいて早めに駆除してください。雑草が生えずらく、掃除がしやすい、と言う感じで使ってください。
・何年も経つと、苔が生えたり、黒ずんだりひび割れたりすることがあるので、本当に土のようで自然なのですが、お掃除や修繕が必要です。割れ目にはまた固まる土を入れて水をかけます。
乱張り・レンガ
石や、レンガで土の部分をなくします。
<メリット>見た目も良く、雑草も生えません。
<デメリット>大きな作業なので、高価になってしまう。
まとめ
雑草を「完全に生えなくする」ということはとても難しいものです。
雑草抜きに追われて、お庭が嫌になってしまう前に、一度ご相談ください。
なるべくお手入れの負担を少なくするお庭づくりを目指します。